とんでもhappenな釣り

釣りに行って遭遇した、様々なハプニングを書いています。

とんでもhappenな釣り30~連続テレビ小説

 ある日私はある有名なアイナメポイントに釣友と出かけました。

 そこは夜釣り主体ですが、夜が明けてからも何が来るかわからないポイント。私はその相方さんと相談して、夕方に釣り場に入り、翌朝まで釣るロングラン作戦を実行することにしました。夕方の満潮、夜中の干潮、そして翌朝の満潮と、潮止まりを3回釣れることになります。

 開始直後は込み潮の激流で、チョイ投げでも根ガカリしてしまう始末で、とても手に負えるものじゃありませんでしたが、午後7時を過ぎた頃から満潮に向けて潮が緩みだしました。今がチャンス! 私は必死に打ち返しをしましたが、全くアタリなし。そして、この潮止まりのチャンスに、釣友が40センチのアイナメを!! で、私はノーフィッシュ。

 夜中2時頃の干潮の潮止まり前後に、また釣友がアイナメを。そして、またまた釣友が(>_<)  夜中の潮止まりを過ぎて、私は余りの釣れなささに閉口したのと、疲れてきたのとで、車に戻って仮眠することに・・・・・・

 目が覚めると、もう夜は明けていました。身体は睡眠のおかげで元気を取り戻した様子。そして、朝8時半の満潮の前ということもあり、萎えかけていた気持ちを奮い立たせてもう少し頑張ってみることにしました。

 午前7時半を過ぎて、満潮前の潮止まりが近づいてきた様子。これからがラストチャンスです。私は余りそうなエサをたっぷりとつけて手返し開始。そして、こんな時に限ってあろうことか、ふと思い出してしまったのです。

 8時からは、NHKの連続テレビ小説・・・・私は欠かさず観ています。満潮の潮止まりのチャンスと、連続テレビ小説視聴。どちらを取るか・・・・・ 

 私は、迷わず、スマホのワンセグで連続テレビ小説を視聴することを選択(^^; その日のそのドラマはとりわけ悲しいシーンが多くあって、私はイスに座って、涙をボロボロ流しながら携帯ワンセグに見入っていました。涙が後から後から出てきて止まりません。ドラマを観ることを選んで良かった。もう、アイナメはどうでもいいや・・・・

 でも、周りから見ると、かなり異様に映っていたと思います。時合いだというのに、イスに座って背中を丸めてテレビを観てボロボロと涙を流して・・・・その釣り場では、釣友と二人っきりだったことが、唯一の救いでしょうか(^^;

 観終わって涙を拭き拭き、釣友にそのことを報告しました。

 ふと、海を見ると、なんと潮が止まっています。おお~そう言えば最後の時合いやった・・・・・

 私は急いで手返しをするべく、1本の竿を手に取って巻き始めて・・・・

 巻き始めて・・・・・

 巻き始めて・・・・・

 ん?

 重いぞ。

 あれ? 

 頭を振る感触?!

 もしかしてだけど~ 

 もしかしてだけど~?

 と思った瞬間に、足元にボコッとデカアイナメが浮いてきたではありませんか!

 やった~っ!!

 そろっと抜き上げて、釣友に報告。釣友はまるで自分のことのように喜んでくれて・・・・・

 そのアイナメ。実寸なんと43センチ。拓寸45.6センチの、私の20匹目のアイナメ、つまりアイナメ満願を達成するCランクのラスト1匹を飾るアイナメとなりました。もしかすると、連続テレビ小説を観ている間に当たっていた? とりあえず、見事にアタリを見逃していて、私の私たる所以を少し残すことも出来て(^^) 満足かな?(笑)

 とんでもhappenはいつ何時起こるかわからない。そんなhappenがようやく30件目。この回を節目に、とんでもhappenな釣りをプリントアウトしてみようかな、なんて思っています。さあ、次のhappenはどのようなものかな~

 楽しみにして、これからも投げ釣りに精進しようと思います。

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とんでもhappenな釣り29~春季大会の思い出

 たいした「happen」でもないのに、お付き合いいただきありがとうございます。おかげ様で、ブログを始めて5年と少しで、シリーズ「とんでもhappenな釣り」が30回の節目にリーチをかけるまで到達しました。長い釣り暦の中でも「happen」は意外に少ない、というか平凡な釣り人生だったのでしょうか(泣)

 もちろん、それにもめげずに私は「happen」を求め続けますが(笑)

 先日は春季大会を欠席することになりましたが、春季大会を欠席するのは何年ぶりでしょうか。それほど、参加できる率が高い大会です。さらに、意外に面白い様々なエピソードが生まれるのもこの大会でもあるのです。今回、膝の不調のために春季大会を欠席して、落ち込むと思いきや、それらの思い出がどんどん思い出されてきて、一人でニヤニヤしていました。欠席したのにニヤニヤ? 

 それほど、私の全サ暦が長くて大切なものになった、ということでしょう。

 1回大会を欠席したくらい、どうってことないや・・・・

 人生、気楽にいきましょう(笑) ね、にょろ吉さん(^^)

 さて、今日はそんな春季大会の思い出からひとつ。

 その日、私は夜中ずっと起きて、アタリが出るのを待っていました。場所は紀ノ川尻右岸。ヘリポート横って言ったらわかる方もおられるかも? で、相手はありみつやんか氏。ありみつやんか氏は、アタリがない、エサ取りもない、ということで、土手に停めてある私の車に戻って、一人宴会のち爆睡。私は一人で打ち返し。

 そろそろ辺りが白んで来ているのに、まだありみつやんか氏は起きてくる気配はなし。おいおい、時合いを逃すぞ~、と思いましたが、ま、いつものことか、私はそう思って、一人眠い目を擦りながら打ち返していました。

 と、そのとき!! ありみつやんか氏のリールから凄まじいドラグ音が鳴り響きました。やばい! 私はすかさず車の方を見ましたが、まだ起きてくる気配はありません。仕方なく、その竿を手に取って、ベールを起こしてラインをフリーに出るようにしました。すると、いつのまにか起きてきたありみつやんか氏が後に・・・・・

 瞬間移動でもしたんかいっ!!

あり氏「おい、どうしてん。」

ふぐ「どうしてんやあれへんがな。この竿にアタリがあってんがな!」

 寝ぼけたありみつやんか氏は竿を手に取って合わせました。ところが、見事にスカ! 食い逃げされた模様。

ふぐ「ほんまにもう、時合いやいうのに、早よ起きてこんかいな。」

あり氏「眠たいねんから、しゃーないがなっ!」

 お! 今度は逆ギレかいっ?!

 私は何かをブツブツ言いながら、釣り座に戻りました。すでに辺りは明るくなっています。こうなれば、もうキチヌやスズキの時合いは終わりでしょう。何せ、とても水深の浅い、紀ノ川尻右岸のことです。もはや期待薄?

 ありみつやんか氏は手返しのために、他の竿の巻き上げを開始している模様。

 ふぐ「もう、今頃手返しを真剣にしよってからに・・・・」

 手返し?

 手返し??

 手返し?! って、竿曲がっとるがなっ!!

 ありみつやんか氏が何かを掛けた模様です。放ったらかしで数時間の竿です。まさか、それが・・・・まさか、それが・・・・・

 まさか~ それが~!!

 ありみつやんか氏が巻き上げて、ドサッと草原に横たわらせたのは、何と大きなマコガレイ!! 

 う、嘘やろ~?!

 すぐに駆け寄ってメジャーを当ててみると、何と40センチジャスト!!

 一晩粘っていた私には何のアタリもなく、竿を放ったらかしで爆睡していたありみつやんか氏の竿に、大きなアタリがあった竿と、デカガレイを掛けた竿。

 この時ほど、世の中が不公平に感じたことはありません。ありみつやんか氏は、相方のお魚が釣れなくて、結局審査提出はしなかったと思いますが、あの分厚いデカガレイは今も私の脳裏に焼きついています。

 その当時、紀ノ川尻では右岸、左岸を問わず、マコガレイの大判が結構釣れました。今はどうなのでしょうか。昨年は大きなイシガレイが釣れたとのことですが、そんなカレイ、紀ノ川尻では、もとい、和歌山県下ではおそらく天然記念物的存在でしょう。

 私は未だに紀ノ川尻が苦手です。本当に大物を釣り上げた試しがありません。なので、私には、「キノリン」という薬は処方するだけ無駄なのです(笑)

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とんでもhappenな釣り28~ウミタナゴと父

 昨日の釣りで、同僚が釣り上げたウミタナゴ。

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 掛かった瞬間、「タイや~っ!!」と叫びましたが、投げ竿の守をしていた私には、遠目にもすぐにウミタナゴとわかりました。なかなか良いサイズなので、キープすることにしたのですが、いざ、持ち帰るとなると・・・・・

釣り上げた同僚「いや、今夜から嫁が実家に帰るので、いりませんわ~。」

横で見ていた同僚A「料理の仕方、わかりませんねん。」

同じく同僚B「いや、僕は一人暮らしなもんで・・・・(^^;」

 折角のおみやげと思ったのですが、誰も引き取り手がないので、私が持ち帰ることにしました。それで、クーラーボックスに大切にしまい込み・・・・・

・・・・・そう言えば、ウミタナゴのことでちょっとした思い出があることを思い出しました。

 高校の頃、私はよく一人で釣りに出かけました。その中でも、当時の私にとっては大遠征とも言える釣り場に鳥羽があります。小学生の頃に家族で旅行した際に、佐田浜の遊覧船乗り場でメバルが良く釣れていたのを思い出して、何度か佐田浜のメバルを狙いに一人で出かけたのですが、春の良い時期だと、サイズは小さいですがメバルが入れ食いになることもあるのです。活性が高いと、見えているメバルがエサを吸い込む瞬間まで見ることができて、夢中にさせる魅力がありました。

 そんな鳥羽のメバル狙いに、あるとき出かけたのは良いのですが・・・・・

 風が強くて、遊覧船乗り場まで波しぶきが上がるほど。こんな状況ではメバルは沈んでしまって期待はできません。海中を見てもメバルは見当たらず、仕方なしに探りながらあちこちを釣り歩いたのですが、メバルのアタリは予想通り全くありません。

 遊覧船乗り場の、一番佐田浜突堤寄りの奥まったコーナーにさしかかったとき、突然竿先を引き込むアタリで魚が掛かりました。安物のチヌ竿だったので、竿が満月にしなって、それはそれは強い引きでした。苦労の末に上げたのは、何と大きなウミタナゴでした。今回同僚が釣り上げたものと同じ位のサイズだったでしょうか。メバルではありませんが、釣り上げたウミタナゴに私は感嘆の声を上げたような・・・・たった1匹でしたが、メバルが釣れずにボウズ寸前だった私には、十分満足できる獲物だったと思います。そして、イソイソと竿をたたんで帰宅しました。

 その日の釣りは、朝も昼も飲まず食わずだったような・・・・そして、行きも帰りも安い急行で・・・・・当時から、「ようやるわ~(^^::: 」な釣りをしていたんですね。

 さて、その日持ち帰ったウミタナゴ。そのお魚を見るなり父が、

 「はあ、けったいな(おかしな)魚が釣れたもんじゃのう。なんじゃい、それは?」

 「食えるんかい、それ?」

 「適当に焼いとけ。」

 などと、ミソクソに言いました。ところが、いざ焼けて晩酌のテーブルにウミタナゴの塩焼きが出ると・・・・

 「あっさりしていて、意外にうまいなあ。」

 と、一挙に5つ星表現! あれよあれよと、骨と頭だけにしてしまいました。父はお魚が好物だったので(とりわけ、川育ちのせいか、アユやハエ(オイカワ)などの川魚)、父の口から合格合図が出ることは、おいしいに違いありません。

 子ども心に、自分が釣ったお魚を親においしく食べてもらうと、うれしいものですよね。きっと、同じ気持ちになられた経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。たった1匹釣れたウミタナゴでしたが、父とのことで今でも良い思い出になっているのです。とんでもhappenな釣りに加えることができるお話かどうかはわかりませんが、食い込んだ瞬間のあの強い引きは今でも思い出すことが出来る衝撃的なものだったので、あえてhappenに加えさせていただきました(^^)

 さて、話を戻して・・・・・

 昨日同僚が釣ったウミタナゴ。

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 なかなか良いサイズでしょう? ウミタナゴ的ランクサイズではないでしょうかね(^^) このウミタナゴを眺めながら、父のことをまた思い出していたのでした。そして、父が食べたのと同じように、敢えて同じ塩焼きに・・・・・

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 箸で一切れつまんで、口に入れて、思わずつぶやいたのでした。

 「あっさりしていて、意外にうまいなあ。」

 一昨年に亡くなった父にも食べさせてやりたいなあ、と、ちょっとノスタルジーに浸ったりしてね(笑)

 明日のブログは(もしかすると、明後日も?!)家族旅行のため,お休みします。たまには家族サービスもしないと・・・・ね(^^)

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 オープン大会の申し込みは、すでに締め切りらせていただいていますが、以後相談させていただきますので、遠慮なくご連絡ください。

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とんでもhappenな釣り27~間隔「ゼロ」収束地帯

 今朝も朝からブログの更新をしています(笑) 結局3連休は釣りはなしです。まあ、寒波も来ていることですし、おかげさまで年賀状印刷や家族サービスは滞りなく出来たのでよかったです。

 以前にも書いたことがある、かつて大ガレイでフィーバーした和歌山県加太の大波止の話です。もう、20年ほど前のお話ですのでご了承を(笑)

 ある日、私は一応大ガレイを狙って(^^; 明け方3時には波止付け根の駐車場に車を入れました。車は数台ありましたが、私は気にすることなく波止の先端に向かいました。先端に近づくと、人影は見えませんが、何となく嫌な予感が。波止際がなんとなく怪しい。そして、さらに近づいてみて、ようやくその怪しげな風景を確認することができました。波止際に1m間隔くらいに、ズラッと三脚が並べてあるのです。先端から30mほどはそんな状態だったので、私は付け根に一番近くて三脚が置かれていないところに荷物をおろしました。

 人がいないのに三脚が並んでいる風景は、それは異様だったですね。ただ、この大波止は先端だけでなく、30mほど手前が好ポイントということも聞いたことがありましたので、気にせずにセットをしました。

 先端側の隣の三脚から5mほど間隔をとったでしょうか。人が誰もいないので釣りやすかったですが、暗い間は何の異常もなく、エサが取られるだけで夜が明けました。

 すると、夜が明けると同時に、すさまじいことが始まりました。

 夜明けとともに、三脚の持ち主達が続々と波止先端に集結、先端付近はまるで電線のスズメのように釣り人が並びました。そして、私の釣り座付近にもすさまじいことが始まりました。まず、私の左隣(つまり、付け根側)5m付近に釣り人が入り、次に、右隣の方との間に釣り人が、次に、左隣の方との間に次の釣り人。この時点で両隣の方との間隔は約3m。これで終われば問題なしですが、さらに、その間に釣り人が・・・・そしてまたまたその間に釣り人が・・・・ついには、三脚で波止際を封鎖するような形で、足が接する間隔で三脚がずらりと並んだのです。

 三脚どうしの間隔が、元は5mほど。それがやがて、

 5m×1/2×1/2×1/2×・・・・・

 これが、「間隔ゼロ収束」の真相です。

 あれほどまでに、三脚がズラリと並んだ風景は、後にも先にも加太の大波止でしか見たことがありません。それほどカレイフィーバーがすごかったということでしょうか。

 ただ、それほどまでに多くの釣り人で賑わっても、大波止にはしっかりと不文律が存在したのです。それは、

 竿は磯竿2~3号。道糸は3号。オモリは25号に統一。竿は2本。

 私も、磯竿で狙うことは知っていましたので、磯竿の3号を用意。そして、オモリも偶然25号でした。

 加太は激流で知られていますが、この日も例外なく右向きに激流でした。ところが、不思議なことに、オマツリがほとんどない。タックルを揃えれば間隔が狭くても何とかなる、の典型例でしょうか。あれほどたくさんの釣り人がいても、何のトラブルもなく皆さん釣りを楽しまれていました。

 郷に入っては郷に従え。

 加太の大波止はそんな釣り場でした。

 そして、もうひとつ驚くことが。この日、近辺でカレイを釣ったのは私だけでした。ただし、大ガレイにはほど遠い38cmほどでしたが。ボケエサで狙う磯竿の釣りは、カレイのアタリは激信です。竿先にガンガンとアタリが出て締め込みも味わえて、おまけに隣の方にすくってもらって快感だったのを覚えています。

 付け加えですが、この時に初めて見たのが、三脚縦列並べ。三脚を2台縦に並べて、磯竿を2台の三脚を橋渡しするような形で置きます。波止の面と平行に竿を構えることになります。そして竿尻は海に向かって後ろ側の三脚に、少しだけ(1cmほど?)かかるように置きます。すると、どうなるのか?

 その方法をしている方に聞くと、「アタリがあれば、竿尻が落ちて知らせてくれる。」とのことです。そして、竿尻が落ちることによって、「自動アワセになる。」のだそうな。よく考えているとは思いますが、それほどのアタリだと、竿尻が落なくてもわかると思いますがね(笑)

 今日は、三脚の間隔の究極の例を書いてみました。

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とんでもhappenな釣り26~音沙汰なしは私だけ?

 これも20数年前の話です。もちろん、サーフには在籍していなかった頃です。

 2月の中旬頃、今はなき「週間釣りサンデー」のパーフェクト釣り速報の欄に、こんな見出しがあるのが目に止まりました。

 「東燃裏でカレイ爆釣!!」

 もしかすると、覚えている方もおられるのでは?

 なんでも、30センチオーバーのマコガレイや50センチ近いイシガレイがホイホイ釣れているという記事でした。当時同社から発売されていた「新・カレイのすべて」(だったと思いますが。)という本を読むと、紀北や中紀のカレイは年明けの2月頃から調子が上がると書かれてあったと思います。その本の釣り場紹介欄には、住金裏や和歌山港、水軒、東燃裏、有田川尻など、紀北~中紀にある大ガレイの釣り場がたくさん紹介されていました。もしかすると、この本を見て住金裏通いを始めたのかもしれません。

 とにかく、その本を読んで、紀北~中紀のカレイ釣りにものすごく魅力を感じていた時期と、釣りサンデーの速報のタイミングがあまりにも一致していました。すかさずその週の日曜日に出かけたのは言うまでもありません。その日曜日は確か中潮で、午前9時頃が満潮の絶好の潮だったと思います。

 午前4時頃に釣り場である東亜燃料裏の護岸に着くと、護岸に上がるハシゴの近辺にはたくさんの車が止まっていました。おそらく、カレイ狙いの釣り人のものと思われます。私は車を護岸の南、通称37番?タンク前のハシゴ横に車を停めて釣り場の確認をしました。すでに竿がかなり並んでいましたが、入れなくはなさそうです。足場はかなり悪いテトラポットですが、何とか苦労の末に釣り座を確保して準備を始めました。そして釣り開始。

 夜が明けるまで何のアタリもありませんでしたが、少し明るくなった頃に海を見ると、ヨダレが出るような潮目が走っています。私はますますモチベーションを高めて手返しをしていたと思います。私の両側の釣り人は、テトラポットの形状が悪くてあまり視界に入ってきません。それでも手返しをしている様子は見て取れましたので、私も負けずに手返ししました。

 ところが、満潮の午前9時を過ぎても、何のアタリもありません。エサ取りすらない状態がずっと続き、ハリに残ったエサを取り払っては新しいエサを付けて手返し。午前11頃になってもアタリはなく、私は思いました。

 「記事の情報、もしかするとガセネタやったんかな?」

 「本当は住金行こうと思ったのに、記事に騙された!!」

 そう思ったと思います。

 そろそろ根負けしそうになったとき、隣の釣り人が納竿して帰るために私の横を通りかかりました。釣れましたか?と声をかけて来られたので、いえ、だめでした、と苦笑いを浮かべながら答えたと思います。そして、どうせダメだろうと思いつつも、一応その釣り人に尋ねました。

 「そちらはどうでした?」

 すると、おもむろに肩から下げていたクーラーボックスを護岸に下ろし、

 「明け方からアタリが連発しまして・・・・」

 クーラーボックスを開けてびっくり!! 40センチオーバーを含め、35センチをはるかにオーバーするマコガレイがなんと3匹も!! 私は愕然としましたが、もちろん、そこは大人の振る舞い(^^;

 「よかったですね。」

 平静を装って答える私でした。

 さらにしばらくすると、反対隣の釣り人が引き上げて来られました。釣れましたか?と同じように声をかけて来られたので、私はダメでしたが、先ほど帰られた方が3枚釣っておられましたよ。と答えました。

 「そちらはどうでした?」

 すると、おもむろに肩から下げていたクーラーボックスを護岸に下ろし、

 「たった1回アタリがありまして・・・・」

 (おお~、この人にも1回とはいえ、アタリがあったんや~。)

 ちょっと嫌な予感がしつつも聞こえた次の一言が・・・・

 「ダブルで釣れました!!」

 (えっ???)

 クーラーボックスを開けると、40オーバーと37~8センチのカレイが2枚!!

 その方は、してやったりの満面の笑顔でした。

 ・・・・・今でもその方の笑顔を覚えています(>_<)

 そのお二人の話を総合すると、お二人以外にもカレイの釣果がかなりあった様子でした。テトラ越しに見えなかったのですが、周りの様子が全くわからず、したがって時合いも全くわからず、私だけが蚊帳の外だったようでした。

 とにかく、悔しくて悔しくて、その日はエサ取りが少なかったこともあり、夕方暗くなるまで粘りましたが、結局ボーズに終わったのでした。

 釣りサンデーのあの記事、未だに字体やページの中の位置まで覚えています。それほど悔しいけれど印象に残った出来事でした。

 中紀方面のカレイ狙いとしては、今では信じられない釣果があったのです。それほど脚光を浴びた東燃裏でした。

 今はどうなんでしょうか。

 

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とんでもhappenな釣り25~竿違い

 昨日書かせていただいた竿先ライト。私は単色ではなく、複数色持つことにしているので、P社製のライトなら、数種類を複数本ずつ購入しなければなりませんでした。ところが、今回のぎょぎょLEDは、1つで3色も担当できる、まだまだ改善の余地が残された商品だな、とは思いましたが、この「複数色」というのが購入の直接のきっかけになったわけです。

 私はご存知のように、ロッドやリールにも色分けして名前をつけており、「ゴレンジャー部隊」などと他人から見れば「あほくさ~」と言われるようなことをしています。ですが、これは決してうれしがってやっているわけではなく、ちゃんとした理由もあるわけです。例えば、これは以前にも書かせていただきましたが、その日のアタリ竿というのが必ず存在します。当たるから同じ場所に投げる、それでまた釣れる、というのが本当の理由だとは思いますが、とにかくその日好調な竿というのが必ずあるわけです。それを簡単に見分けるには(もちろん、種類の異なる竿を使っている分には問題ないわけですが。)竿を色分けしておくのが一番簡単な方法なのです。そしてもうひとつ、忘れられない「後悔」が私にはあります。

 ある年の夏に、私は釣友と瀬戸内のとある一文字波止にマダイ狙いに行きました。ところが全くアタリはなく、夜が明けてしまいました。夜が明けると「別」の大物を狙って、どうしてもスケベ根性が出てしまいます。私は1本だけ、塩イワシをつけて投げておきました。残り3本は虫エサです。

 しばらくすると、虫エサの竿にドラグをジャーッと鳴らすアタリが出ました。夜が明けてからマダイが来るのはよくある話。それで私は、虫エサであることを良いことに、しばらくドラグを鳴らして、止まったところで即アワセをしました。途端に、ゴンゴン!と頭を振る手応えが伝わってきました。マダイにしては荒々しい手応えですが、頭を振って必死に逃げようとしているのでしょう。そう思って巻き上げを開始! と思った途端に、フッと軽くなって手応えがなくなってしまいました。

「しまった! バラシた!!」

 このときの絶望感。夜通し粘ってようやく出たアタリを逃したのですから、ショックはあって当たり前です。ところが、巻き上げ終わってエサの点検をして、更なる絶望感が私を襲ったのです。

 なんと! その仕掛けは塩イワシの3連バリ仕掛けでした。イワシが真っ二つになって、頭側の身だけが親バリに残っていました。竿を取り違えてしまったのです。私はてっきり虫エサの方だと思って、早い目に合わせてしまったというわけです。

 塩イワシの竿とわかっていたら、もうしばらく放っておく手でした。塩イワシの釣りは一種の飲ませ釣りですから、しっかり食い込ませないとハリに掛かりにくいのです。

 そしてもうひとつ。塩イワシで釣れる可能性が高いのはエソ、マゴチ、ヒラメでしょうか。まず、エソなら多少の早合わせでもハリに掛かるものです。ということで、あの頭の振りからして、おそらくマゴチとみて間違いないでしょう。そのアタリを逃してからはもちろん何のアタリもなく、その日はボーズで帰宅したのでした。

 それ以来!! 竿を色分けして区別できるようにしています。例えば、アカレンジャーには今塩イワシが付いている、とわかるわけです。

 ゴレンジャー部隊の中でも、大物実績が多く残っているのは、不思議なことにミドレンジャ-です。なので、こいつのことを、私はチームの4番と読んでいます(^^)

 ちなみに、今年の上五島でのマダイ2連発は、3番ファースト・アカレンジャーの2打席連続でした。

 竿の色分け。1本1本の竿にそれぞれの思い出や思い入れが出来るこのやり方は、皆さんにも是非お勧めします。

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とんでもhappenな釣り24~カレイと言えば、こんなこともありました

 今日はこの秋一番の冷え込みだったそうです。そう言えば、職場の廊下は吹き溜まりのように木枯らしが吹き抜けていた気がします。若い先生方も、「寒い、寒い」の連呼でした。

 今年はいつもと違って、まだ色々と目標を達成できないでいることが多いわけですが、そんな目標を持ちつつも、どうしてもカレイのことが気になってくる季節です。本当は気楽にカレイ狙いでも行きたいところですが、釣行自体なかなか行くことができず、ジレンマを感じているこの頃です。

 私もそれなりに長く投げ釣りをやっていますので、カレイに関しても色々と思い出があります。そんな思い出の中から、ある12月頃の釣行のことを書いてみましょう。

 今はほとんど行かなくなった、和歌山方面へのカレイ狙い。10年ほど前までは、まだ和歌山にはカレイを狙えるポイントはたくさんありました。北から順に、大川漁港、加太漁港、住金裏、北港魚釣り公園、紀ノ川尻、水軒、雑賀崎、新和歌浦漁港などなど。以前にも書きましたが、その中でも住金裏は何度となく通った、私の投げ釣り道場であったわけです。今でも釣れないことはないでしょうが、情報がほとんど発信されていないところを見ると、残念ながら環境の変化、あるいは個体自体が少なくなっているのかもしれないのでは?とちょっと寂しい気分です。

 もう20年以上も昔のことです。ある冬型が強まった12月中旬頃のこと。北西の風が強くてもここなら大丈夫!と、住金裏に出かけました。夜明けの明るくなりかけの頃に、駐車場である西脇漁港に着きましたが、風の強さが尋常じゃない。それでも波はないはず、と荷物を持って護岸の沖向きまで歩きました。すると・・・・

 なんと、高い護岸を超えて、波の飛沫が飛んできているではありませんか。風向きを確かめると、北西から西寄りに変わったようで、さすがの住金裏もこの状態じゃ竿は出せない・・・・とあきらめて車に戻りました。

 さて、ここで思案です。年末のこの時期は、ここより南ではカレイの期待は薄いし、かと言って、泉南まで戻っても、この風じゃおそらく竿は出せないでしょう。そこで、こんなときのとっておきの場所、加太に向かうことにしました。もちろんあの、大ガレイで有名な大波止は竿出しは無理でしょうが、手前の長波止ならなんとかなる、そう思いました。そして、波止の駐車場に着いて、釣り場を見てみると・・・・

 同じことを考えられたのか、投げ釣りマンが3~4人、竿を出されていました。これではおそらく竿を出すスペースはないでしょう。先端付近は空いていましたが、対岸の赤灯台の波止が邪魔になって、先端では投げ釣りはできないのです。困った・・・・竿を出す場所がない・・・・・呆然と波止の方を見ながら考えていました。

 そのとき、目に止まりました。その、目の前の赤灯台の波止。この波止には釣り人はいません。仕方ない、赤灯台に回るか・・・・そう思って赤灯台の波止で竿を出すことにしました。

 赤灯台の波止。大波止が出来る前は、アジ釣りで有名な波止でした。和歌山ではマアジの大型をトツカアジと呼びますが、そのトツカアジが1本釣りで釣れるということで、有名な波止でした。ところが、大波止ができて、すっかりその名前は廃れてしまって、釣り人は少なくなったようです。さらに、この波止は、普段は漁船や友が島の観光船の発着などで、とても投げられる状態ではありません。なので、投げ釣りマンが入ることは稀だったと思います。

 ところが、その日は外海は大荒れ。風は確かに強いですが、この荒れだと漁船や観光船が発着することはないはずです。しかも誰もいない。もはや、今日はこの赤灯台の波止に入るしか方法はないと思いました。

 港内にある赤灯台の波止とはいえ、先端付近は飛沫が上がっています。それほど、この日は大荒れでした。こんな日に釣りに来るなんて物好きと思いましたが、元はと言えば、風に強い住金裏で竿を出す予定でしたので、これも仕方ないことです。私は赤灯台から30mほど戻ったところから、波止にほぼ平行に、延長方向に竿を2本出しました。この時点で8時過ぎ頃だったでしょうか。風は相変わらず暴風で、しかも向かい風。とてもアタリが見れるとは思えません。寒くて手はかじかむし、鼻水や涙で顔はくしゃくしゃになるし、少しやってダメだったら、あきらめて帰ろう。そう思っていました。

 そのとき!! 竿がガリガリガリ・・・と引きづられていく?! 一瞬風のせいかと思いましたが、風上に向かって竿が動くなんてあり得ません。私はわけがわからずに、とりあえず巻くことにしました。え?根ガカリ?? 一瞬竿をあおっても動く様子がありませんでした。それで、思い切って竿をあおり直して巻くと、だんだん寄ってくる気配です。そして、巻き上げ途中に締め込み!! そして、浮いてきたのは紛れもないカレイでした。36~7センチあったでしょうか? 私はぎこちなくカレイをずり上げて、見事にマコガレイを仕留めたのでした。そして、直後に立て続けに2匹目! これは32センチほど。これは、私のお決まりのアタリ見逃し(^^;

 あまりの寒さに、納竿は午前9時頃だったでしょうか。竿を出したのは、ほんの1時間ほど。その間にマコガレイを何と2枚もゲットできて、私はルンルン気分で帰宅しました。

 本命ポイントをあきらめ、サブポイントもあきらめ、挙句に、普段ならおそらく竿を出しそうにないどん詰まりの赤灯台波止で何と好釣果。乗っ込みのカレイはどこで釣れるかわからない、を地でいく釣行となったのです。

 以後、これに味をしめて、何度か赤灯台の波止に行きましたが、とにかく漁船の往来が激しく、とても竿が出せる状態ではありませんでした。あの日は外海が大荒れのおかげで竿が出せ、大荒れのおかげでカレイが港内に入っていたのだろう、と思っています。長い釣り人生の中でも際立つ、思い出に残るカレイ釣りでした。

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とんでもhappenな釣り23~アーカイブ西舞子

 昨日少し触れた、西舞子のニベ。記事を書いた後、私はすぐに過去の大物台帳をめくってみました。すると、当時のことが次々に思い出されてきて、これは「とんでもhappen」で触れなければ、と思った次第です。

 全日本サーフに在籍20年クラスの方は、是非大物台帳を見ながらこの記事を読んでみてください。

 時は1980年代。私がまだ在籍していなかった頃の話。

 我が北斗サーフのメンバーはイシモチ(大物賞に表れる魚種名で、ニベ、コイチ、シログチなどの総称。)のランクを埋めるのに四苦八苦でした。下津井、笠岡などを走り回ってもなかなか釣れないイシモチに、メンバーは半ばあきらめの境地だったとのことです。それが、誰かからの情報なのでしょうか。水島沖の上水島や網代諸島で釣れるという情報を手に入れ、そこから北斗サーフのイシモチフィーバーが始まりました。北斗サーフの大物データでは、ちょうどその頃からイシモチの申請が増え始めています。

 そして、私が入会。

 入会した翌年の秋のシーズンに、私は先輩方の指南で上水島に渡り、初めて、イシモチのランク魚を4匹ゲットできました。それに味をしめて何度か上水島に渡りましたが、あまり釣れず、また、釣れることは釣れても、Bランク止まりでした。

 ちょうどその頃。今はなき「週間釣りサンデー」に、西舞子の記事が掲載されました。1992年頃の記事と記憶しています。神戸市内だから、どうせそんな大した釣り場でもないだろう、と思いながらその記事を読んでみると、何とイシモチの50センチを越えるビッグサイズが数釣れるとありました。しかも、シロギスは30センチオーバー、クロダイは50センチオーバー、ウシノシタまで50センチクラスが釣れていると書いてあったのです。

 「行きたい。」

 すぐにそう思いました。

 6月のある水曜日。確か、当時勤めていた学校の創立記念日だったと記憶していますが、私は火曜日の夕方仕事を終えてすぐに西舞子に走りました。記事にあったとおりに、釣りエサ店の駐車場に着いたのが午後11時頃。店の人にポイントへの行き方を教えてもらって、通称「ライオンズマンション裏」の東端で竿を出すことにしました。そのとき、マンション裏の中央付近で竿を出していた方が、大きな袋を手に私に話しかけてきました。袋には何と、50センチオーバーのイシモチが3匹も入っていました。

 「これくらいのサイズが普通やね。」

 その方はビニール袋に無造作に入れられたイシモチを手に、悠々と帰って行かれました。

 その日は生憎の長潮でしたが、それでもそんな大物が釣れる。私は勢い込んで釣り始めましたが、50センチのスズキと40センチを少し越える程度のイシモチを2匹釣るのがやっとでした。この日は大した釣果ではありませんでしたが、自分は釣ることが出来なかったけれど、初めて見る50センチオーバーのイシモチは衝撃でした。

 こんなことがきっかけで、私のスイッチが入ったと思います(笑)

 釣れた話をたくさん書くよりも、見ていただく方が早いでしょう。これが、私のイシモチの大物台帳です。昨日に書かせていただいた2匹の50センチオーバーは、大物賞Dランクのワン・ツーになっていることがわかります。

Imgp3342

 大物賞20匹のうち、上水島で釣れたものが8匹、後の12匹はすべて西舞子で釣っています。C、Dランクはすべて西舞子。AランクもDランクのイシモチで埋めるという、今考えると何とも贅沢な記録を残したものです。

 それほど、西舞子ではイシモチの大物が、しかもほぼ確実に釣れました。

 蛇足ながら、特別大物賞に回った西舞子のイシモチは、1994年の6月末に釣れたBランク44.5センチのものがたったの1匹。その他の特別大物賞は、再び上水島が主な釣り場に戻ってしまっています。

 大物賞が埋まったので西舞子には行かなくなった?

 いいえ、違います。その後も行きました。

 他の対象魚を狙った?

 いいえ、イシモチを必死に狙いました(笑)

 釣れなくなってしまったのです。ちょうどその頃、明石大橋の橋脚が完成間近になっていた気がします。大蔵海岸の埋め立ても完成した頃と思います。その二つのことが原因かどうかはわかりませんが、潮流が激変してしまったのは紛れもない事実でした。それ以後は西舞子近辺では、ピタッとイシモチは釣れなくなってしまいました。

 あの、当時の西舞子という釣り場。何だったのでしょう。あれほどイシモチが、しかも大物が釣れたポイントは、後にも先にも西舞子しか私は知りません。明石海峡近辺では、すっかりイシモチの便りは途絶えてしまいました。一体、あのイシモチ達はどこへ行ってしまったのでしょうか。

 大物台帳を見るたびにそんなことを考えてしまっています。

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とんでもhappenな釣り22~巨ギス狙いの思い出

 もう15年近くも前になるだろうか。6月のある日にクラブの萩山氏と対馬へ釣行した。大阪伊丹空港から福岡空港へ、そこで乗り継いで、対馬空港まですべて航空機で移動する予定であったが、生憎荒れ模様の天候で、福岡までは行けたものの、対馬行きは欠航。荷物はすでに対馬のレンタカー店に送ってあるので、行かないわけにはいかない。そこで、急遽博多港に問い合わせ。幸いなことに、高速船ジェットフォイルは運航しているようなので、タクシーでぶっ飛ばし、博多港からジェットフォイルで厳原港を目指した。途中壱岐に立ち寄り、約2時間かけて厳原港へ。レンタカー店の方が迎えに来てくださっていて、すぐに厳原のレンタカー店へ。ところが、なんと、送ったはずの荷物が届いていない!! エサが入ったクーラーボックスだけを持って航空機、ジェットフォイルと乗り継いできたので、このままでは釣りができない? 悪天候のため、荷物も航空便で送れなかったようで、どうやらフェリー便で送られたらしい。幸いなことに、そのフェリーはすでに厳原港に到着していて、ほどなくして宅急便屋さんが荷物を送り届けてくれた。

 

 こんな波乱含みの対馬到着であったが、とりあえず気を取り直して、荷物をレンタカーに積み込み、最初は賀佐というポイントを目指した。

 萩山氏はこの日までに、何度か対馬へは釣行されていたが、私はとにかく初めての対馬での釣りということで、ワクワク感であふれていた。ところが、悪天候の影響は海にも影響を与えていたようで、始めてからしばらくして海が川の流水で濁り始め、場所替えを余儀なくされた。

 次のポイントは、確か妙見崎というポイントだったか? 対岸まで100mもないような、深く入り組んだ細い入り江で、こんなところでキスが釣れるのか・・・・先ほどのポイントでの気持ちとは正反対に、半信半疑での釣り再開となった。ところが、投げてみてびっくり。驚異的な水深なのだ。秒読みカウントで約25~30ほどあり、その割にカケアガリがきついというわけでもなく、どちらかと言えばドン深。とにかく不思議なポイントだった。おそらく水をすべて抜いたらU字の谷のようになっているのだろうと推測できた。

 日がとっぷり暮れる頃には風が強まりだし、アタリがろくに取れない状態に。期待を込めて竿先を見つめるが、一向にアタリが出る気配がない。寒さも相まって集中力が途切れかけたそのとき・・・・ 萩山氏がポイントから走って私のところにやって来られた。

 萩山氏「釣れたよ!」

 見ると、手には大きなシロギスが!! 早速メジャーを当ててみると、余裕の30センチオーバー!! 私がおそらく初めて見る実寸30センチオーバーのシロギスだった。そこから私も気合いを入れなおし、再び竿先を注視。ところが、やはり強風には勝てず、アタリも取れないままに釣れた26センチちょっとのシロギスが、残念ながら私の唯一の釣果となった。

 萩山氏はこの年のGWに対馬でシロギスのクラブ記録である、拓寸32.5センチのシロギスを釣り上げている。おそらく、その情報をいただいて同行してくださったのだと思うが、いかに対馬とは言え、巨ギスを釣るのは難しいということを思い知った釣行となった。

 それ以降、対馬に釣行する機会は一度もないまま、今を迎えている。道路状況が良くなり過ぎ、また、自然海岸が次々と人工護岸に作りかえられていって、シロギスが大きく育まれる環境は悪くなるばかり。早くしないと、本当に巨ギスは幻となってしまうのではないだろうか。

 6月にもしかすると巨ギス狙いが実現するかも?というときにふと思い出した、私にとって初めての巨ギス狙い釣行だった。

  PS 今回は記録文ということで、以前の表現で文章を書きました。

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とんでもhappenな釣り21~「スズキを除く」

 協会の大会では、今でこそ自然に受け入れられている対象魚の「スズキ、カンダイを除く」。実は、このように「除く」魚種が謳われるようになったきっかけは、おそらく我がクラブが握っているのだと思っている。それは・・・・・

 もう15年以上も前、クラブの元会長の小林氏と、御大渡辺氏がまだご健在の頃。春季大会はクラブ員の多くで浜坂会場に申し込んだ。今は日本海の会場は浜坂ではなく、香美町の香住に会場が置かれているが、当時は浜坂漁港の、今はご店主が変わられているF渡船店の前が審査会場であった。

 その大会では浜坂会場に申し込んだクラブ員全員が渡船で沖磯に渡ったが、その日はことのほか好調で、「三角」という磯に渡った私が1投目から40センチ近いアイナメと35センチほどのアイナメ、一緒に渡った川崎氏もアイナメの30センチオーバーを仕留めた。他のクラブ員も好調で、とりわけ三角のすぐ西側に位置する通称「亀岩」に渡った小林氏と渡辺氏はすさまじかった。両氏とも40センチをはるかにオーバーするアイナメなどアイナメを複数匹、渡辺氏はさらに、45センチのタカノハダイまで仕留めてしまった。この釣行をよく覚えているのは他にも理由があって・・・・

渡辺氏「このタカノハ、持ってかえってええから、魚拓とっといて!」

 と私に頼まれたのだ。もちろん私は快く引き受けたのだが、こともあろうに審査担当の方が、検寸の後、魚拓側の胸鰭をバッサリとハサミで切り落としてしまった。胸鰭を切るのは、ダブリ審査を避けるためで、普通は魚拓と反対側を切るものだが、魚拓側を切られたもので、折角縞目も鮮やかな魚拓がとれたのに、胸鰭がない、なんともみすぼらしい魚拓になってしまった。

 もしかするとこのときすでにケチがついていたかもしれない。

 渡辺氏の検寸結果は、詳細は覚えていないが、確かアイナメもタカノハも44センチほどあって、合計90センチになる勢いだった。

 クラブ員皆で、

 「こりゃ、今日の大会は渡辺さんが優勝や~。」

 と言って、テンション上がりっぱなしで帰阪した。帰宅途中に、渡辺氏に何かをごちそうしていただいたような気も・・・・(^^)

 ところが・・・・・

 あろうことか、渡辺氏は第8位。え?合計で90センチ近くもあるのに、8位って?!

 そして、審査の結果表を見て、私もクラブ員も唖然とした。渡辺氏よりも上位の7名のほとんどが、スズキ2匹を揃えているのだ! しかも、寸法は50センチ以下ばかり。しかも、しかも、釣り場はなんと「○○木材港」。おそらく、エビ撒き釣りで釣られたものだろうが、それにしても、何とも歯切れの悪い審査結果であったことは間違いない。

 そして、それは決して私のクラブ員だけが感じたものではなく、協会の役員の方にもそんな空気は流れていたのだと思う。そして、やがて生まれた規定、「スズキを除く・・・・」、そして、「他魚(スズキ)の部」。当時はまだカンダイは対象魚ではなかったので、このような文面になったのだろう。そういえば、当初はエソも除かれていたような気が?

 こうして、大会の規定が変更になったので、おそらくあの春季大会の事件がきっかけになったと思っている。もちろん、エビ撒きが禁止されているわけではないし、スズキもランク魚以上という規定もなかったから、当時の大会の作戦として、エビ撒きのスズキ狙いは批判されるものではない。ただ、1人、2人ならともかく、上位のほとんどがそんな結果だったから、規定を変えてしまうだけのインパクトがあったのだろう。

 さて、来週の日曜日は協会の春季大会。私は安原氏とともに、久しぶりに日本海、つまり香住会場にエントリーさせていただいた。磯からアイナメを狙ってみるつもりである。天候次第で何とも言えないが、好天に恵まれさえすれば、何らかの結果がともなうのでは?と期待している。

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