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アーカイブ釣行記33~三重県熊野市新鹿大和岩、和歌山県串本町 2011.10.8~9

~決めるで!250号!!~

 250号を釣り上げた後から「決めるで!!」なんていう題にするのもずるい気はするが、それほど釣行前のモチベーションが高かったということでお許しを(^^;

 7月から大物号数248号でストップしていた私は、もういい加減決めてしまいたいと思っていた。8月、9月はスズキで失敗したので、頼るべきはキューセンかヒラメしか残っていなかった。スズキも含めて、この3魚種はAランク(最低寸法)に空席があるためだ。それで、今回は兵庫協会KCサーフのhedai隊長にお願いして、キューセン狙いにお付き合いしていただくことになった。ただ、夜釣りもやはりしてみたいという隊長の提案で、夜釣り場所は私が決めることになった。私の狙いは、昼間にキューセンのA、B、Cランク(敢えて、Dランクとは書かず)、隊長は同じくキューセンのCランクと、夜釣りでDランクのマダイを狙うことになった。キューセン狙いの場所はお互い言うともなく新鹿の大和岩に決定していたが、夜釣りの場所がなかなか決まらなかった。本命の引本は、我がクラブのゆうたろうさん情報で白濁りでアタリが少ないことがわかっていたから、引本をはずしてポイントを決めなければならない。紀東方面の夜釣りは私的にはどうも触手が伸びず、必然的に南紀方面ということになった。

 第1部 紀東 キューセン編
 
 10月8日の午前0時前、我が家に隊長が迎えに来てくださった。ただ、ナビが故障中とのことで、私の車「豊穣の女神号」で行くことに。 

 9月初めの台風12号の影響で、国道169号線の、いわゆる「大台越え」が一部通行止めとのことで、名阪国道、伊勢自動車道経由にて一路紀東を目指した。第1部の釣り場は新鹿の大和岩。エサは隊長が購入してくださっているので、私は渡船の予約係。キューセンと夜釣りと、2ヶ所の予約はすでに完了済み。

 深夜ということで、順調に走行でき、午前3時には渡船乗り場に到着できたので、2時間ほど仮眠。そして、午前5時半に乗船した。

 当日の潮は若潮、串本標準で午前9時半が干潮と、決してあまり良い潮とは言えない。隊長も、この釣り場では下げ潮で釣った試しがない、なんて不安になる発言。時合いがあるとすれば、下げ止まりからの返しの潮かも?と意見がまとまって、とりあえずのんびり釣ることにした。のんびりとは言え、私はとてもそんな気持ちになれなかった。何せ、250号がかかっているのだ。現在248号。何とかキューセンを2匹釣り上げて決めなければ・・・・そう思って、手返しする手にも力が入った。

 ところが・・・・

 下げは釣れないのでは?といった予想を覆して、竿出し直後から隊長が絶好調!! 立て続けにA~Cランクキューセンを3匹釣り上げて、午前6時半時点で早くも3対0。さすがに、大和岩に精通される隊長はキューセン釣りが上手だ。というか、タックルに私との差があったのも大きな原因かも? 隊長はナイロン3号で遠投主体なのに対して、私はPE3~4号で遠投があまり効かない。遠投主体の隊長が、A~Cランク3匹仕留めた同じ方向に投げるのだが、どうもポイントに届いていないようだ。それで仕方なく、いつも私がキューセンを釣り上げている、左方向主体に、目一杯飛距離を出して釣りを続行した。左方向なら多少飛距離が落ちてもキューセンのポイントがあるので、いればアタリがあるはず。そう信じてアタリを待つ間も、気持ちが焦る、焦る。そして、ようやく・・・・

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 当日の釣り座。岸に平行に、遊木漁港方向に投げている。隊長は、私よりも右の釣り座から、岬の先端方向に遠投で攻められていた。

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 午前6時50分に、ようやく1匹目。26.6センチキューセン(拓寸)。これで249号!
いよいよ250号に王手だ!!

 ようやく大物号数が伸びて、249号。やれやれ、やっと釣れた。だが、ここからあと1号を加えるのにどれほど苦労しなければならないか、そんな予感もはたらいて、249号を喜ぶまもなく、手返し、手返し。ところが、そんな「250号リーチ状態」は、そう長くは続かなかった。

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 来た~!! これが私の記念すべき、250号!! 

 二人合わせて当日の一番小さいサイズではあったが(一応実寸で26センチはクリアしていた。)、貴重な貴重な1匹。 サイズは26.4センチ(拓寸)

 殊勲打を放ったのは、何となく予期していたキャスティズム。 

 なんと、249号を釣り上げてから、わずか1時間後のことであった。あまりにもあっけなく釣れてしまったので、全く実感がわかず、隊長に何枚も写真を撮っていただいて、ようやくちょっと実感が・・・・ 釣り上げた瞬間・・・やっぱりうれしかったんやろな。

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 249号(上)、250号(下)の揃い踏み。サーフに入会して以来24年、コツコツと積み上げてきた大物号数が、ようやく250号に到達した。下のクーラーボックスは、私が所有する最も古いクーラー、プロバイザーシンクーSXU20L。もうかれこれ20年選手かも?
 

 今回の釣行は、長年の相棒であるコイツを連れて来てやりたかった。

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 そして、さらに1時間後の干潮直前に、251号となるキューセンBランクを追加。キューセンのAランクは上の2匹で終了なので、このキューセンがAランクなら、キューセン初の特別大物になるところであった。この状態で3匹目がBランクなんて、なんだかつきすぎている? 

 ところで、ここ大和岩で初めてTⅡでキューセンが釣れた。今まではキャスティズムばかり。もっとも、キャスティズムは引き釣り主体と積極的な竿なので、よく釣れるのは必然なのだが・・・・

  お!! よく見ればミドレンジャー? さすが!!我がチームの4番バッターだ。

 この後、隊長もさらに1匹追加。2人合わせてキューセンが7匹という好釣果。この調子でいけば何匹釣れるのやら・・・・

 なんて思っているとアタリがなくなるのはよくある話。期待の干潮からの返しの潮は期待を裏切って全くアタリがなくなり、午後1時に迎えの渡船に乗り込んだ。
  結局、今回の大和岩では、メイチダイやカワハギは1匹も来ず、来ればキューセンというめずらしい釣れ方であった。

 船着場に上陸後、すぐに車に荷物を積み込んで移動。新宮市内の「○○家のギュー丼♪」で遅い目の昼食を取り、次の目的地に向かった。

第2部 南紀 マダイ編

 実は、以前から私が気になっていた波止があるのだが、その波止の横に一文字防波堤があって、一度上がってみたいと思っていた。ただ専門に渡す渡船がなく、半ばあきらめていた。ところが、ネットで調べてみると、その近所に磯渡しの渡船があることが判明、ダメ元で問い合わせてみたところ、「渡してもいいよ。」との心強い返事。ただ、その後の言葉を聞いてちょっとがっかり。「渡してもいいけど、10月1日からエビ網(刺し網でイセエビを取る漁法)が始まるから、夜釣りは無理とちがうかな。」ほな、あかんやん。私は心の中でつぶやいたが、そのつぶやきが出るのと同時にこんな言葉も。「満月前後は、漁は休むけどな。」満月前後は休み?私は一度同行者と相談します、と言って一旦電話を切り、早速月齢を調べてみた。それによると、10月12日が満月。ということは釣行日の9日は一応満月周り?私はさらにネットで「エビ網漁」について調べてみた。するとあったのだ! エビ網カレンダーが!! それによると、10月7日から15日までは休漁となっている。やった!! そして、翌日もう一度くだんの渡船店に連絡。すると、ご主人もわざわざエビ網漁の日程を調べてくださっており、釣行日の9日はエビ網は休漁と判明した。そして、今回の釣行につながったというわけだ。

 さて、渡船は午後3時に予約してあったが、少し遅れそう。渡船店に遅れる旨連絡を入れておいて、渡船乗り場に到着したのは、午後3時半頃。早速船に乗り込み、一文字へ。約5分で到着。間近で見る一文字は、えげつなく足場が高い。内向きで6mほどあるのに、(つまり、鳥取一文字くらい?)外向きはさらに2m以上かさ上げされていて、外向きで釣るとなると8m以上の高さがあることになる。もちろん、玉網は届かない。かと言って落としダモなんていう気の利いた物は持ち合わせていないし、もし仮にあったとしてもおそらく使いこなせないだろう。超大物が来たときのことを考えて、隊長と連携プレイの打ち合わせを綿密にしておいた。大物が掛かったら波止の端まで移動し、下の段で玉網を構えてもらって、下の段からすくってもらう。こういう段取りにした。なので、玉網は下の段の端に置いておくことにした。80センチオーバーのマダイや60cmオーバーのコロダイ、イシダイの実績もあるとあって、仮にそんな大物が来なくても気を楽にして釣ることができる。段の上に上がるには、渡船店で拝借した脚立を利用する。エサ付けのたびに脚立を上り下りしなければならず、ちょっと面倒くさい。

 とりあえず、カワハギなどを狙って明るい間から釣りを開始したが、どの方向に投げてもサバフグが沸いていて(隊長が1匹、30センチほどのサバフグを釣り上げたことから。)ハリスやモトスが切られて上がってくることがしばしば。このフグが夜もいるとなると、釣果に黄色信号がともる。ちょっと心配になってきた。

 だが、暗くなる頃にはなんとかサバフグもいなくなって、エサがそのまま返って来ることが多くなった。これを見て、仕掛けを太仕掛けに、エサをタイムシ、本コウジに順次替えていく。ところが今度は、エサ取りもない状態が続きだした。釣り開始がちょうど満潮の午後4時頃、干潮が午後9時半だから、夕方の時合いはあまり長くない。暗くなってから2~3時間勝負とみて、真剣に投げ返す。すると、ある竿を煽ると魚の感触? なんだなんだ?! もしかすると居食いかな?

 釣り座は高場、本拠地は段下にあるので、取り込みはいちいち脚立(渡船店で拝借)を上り下りしなければならず、面倒なことこの上ない。ただ、魚のサイズが小さいので、簡単に抜き上げ成功。

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 とりあえずマダイと呼べるサイズ?を確保。だれですか?!チャリコと言ったのは??30センチあれば、とりあえずこうしてメジャーを当てて申請写真が撮れるから、このサイズでいいの!!

 小さいながらもマダイが釣れて、ちょっと安心。隊長も私も、張り切って打ち返す。すると・・・

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 ありゃま、サイズダウン(>_<) でも、釣れたことが一番のモチベーションキープなのだ。サイズUPを目指して、さらに打ち返し。
(このマダイは、拓寸31.2センチになった。)

 その後、隊長が40センチオーバーらしきマダイを手元まで引き寄せながらバラすというアクシデントがあったりで、その後はアタリは止まってしまった。夕方には風がゆるかったのに、午後8時を回ると段々と風が強くなって、気温も下がってきた。とりあえず、明け方の満潮に備えてテントを立てて仮眠しましょう、と隊長と意見がまとまり、二人のテントを立て始めた。とそのとき・・・・・ドラグが鳴る音!! どうやら私の竿らしい。立てかけたテントを隊長に預け、私は竿に駆け寄ってドラグが鳴った竿を手に取り、合わせてみた。

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 マダイ、32センチ。何か作業をしているときに限って、釣れてしまうものだ。
このマダイを機会に、竿を全部上げて仮眠体制をとることに。

 「隊長~、竿を全部上げてしまうから、それまでテント作業待ってください!」

 そう言って、先ほどの竿の隣の竿を上げると、意外にも魚の引き。え?もしかすると、先ほどのドラグはこいつ???

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 ようやくサイズUPの37センチ。

 そして、さらにその隣の竿を上げると、またしても・・・・・

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 マダイ、32センチ。
これって、入れ食いって言うのかな?

 ここで、さらに打ち返すと釣れていたのかもしれないが、もうマダイが5枚も釣れてしまって、これ以上欲張っても・・・ということで潔く仮眠することに。とにかく、前日も2時間くらいしか寝ていないので、もう眠くって(^^; ただし、隊長はこの時点で獲物0。だが、眠さは一緒だったみたいで、二人ともテントで仮眠することにした。明け方のデカマダイに期待!!

 午前2時前に起床。やはり起きぬけは寒い。どうせ今は時合いじゃないだろう、と思いつつアルポットを用意して、湯を沸かした。湯が沸くのを待つ間にノロノロとエサをつけて投げ返し。ところが、うまくいくときはこんなもの? カップ麺で暖を取っているときに限って、ドラグがジャーッ!!と鳴った。え?まだ時合いは続行中???

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 これが、本日最長寸のマダイ、42センチ。
そう言えば、釣れるマダイはすべて天然物。
しかも、外道は一切釣れず。釣れればマダイというめずらしい現象。以前に広島のYさんと出かけた、鹿児島の谷山一文字以来のマダイ爆釣だが、あのときに比べれば、はるかに型が小さい。隊長と打ち合わせをした取り込み方法を実践できずに、ちょっと残念?

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 さらにドラグを鳴らして、35センチを追加。というか、結局このマダイが締めになってしまった。私のマダイは合計7匹。ただ、期待の大型は来ず。不思議なことに、隊長は結局マダイ0という結果に。仕掛けもエサも投点もほとんど同じなのに、なぜなのか未だにわからない。

 このマダイが釣れたのが、午前2時半頃。満潮の約1時間半前。

 期待の満潮の前後は、意外にもアタリは一度もなし。Dランクを狙う隊長は、結局大物は不発に終わってしまった。

 そんなわけで、午前6時過ぎには納竿して、午前6時半過ぎに帰りの渡船に乗り込んだ。

 その後、時間もエサも余っているし、隊長が夜釣りの釣果が良くなかったということで、別の場所で延長戦を2時間ほど。ここではたいした釣果はなく、午前10時には現地を後にして帰路についた。

 さて、この一文字波止。この釣行記に名前を書こうと思ったが、一文字の隣にある地からの波止が釣り禁止ということで、HP上に公開することは控えることにした。一文字波止も禁止にされるわけにはいかないからだ。ただ、全く非公開というわけではなく、HP上にあるメール問い合わせにて尋ねていただければお答えさせていただくということにしておこう。

 ようやく達成した250号。その250号を祝福してくれるかのようなマダイの釣果に、私自身少し驚いている。おそらく、一生の思い出に残る釣行になったに違いない。250号を過ぎてまた新たな旅立ちになるとは思うが、そんなに気負わず、いつもどおりの投げ釣りをこれからもしていこうと思っている。

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