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アーカイブ釣行記25 三重県熊野市新鹿 紀北町引本

~初体験づくし!! 紀東にて~

 7月はことのほか忙しく、特に20日以降は連日学校に行かねばならず、この3連休が唯一の釣行チャンスと言っていいほど。ところが、車を修理に出さねばならなくなり、それで釣行も半ばあきらめていた。そこに神戸Cサーフのhedai隊長から待望のお誘い。しかも、私が今最も釣りたい、キューセンと大型マダイである。車の事情を隊長に言うと、車を出してくださるとのことで、ひとつ返事でご一緒させていただくことにした。目的地は紀東、キューセンは新鹿、マダイは引本というプログラム設定だ。マダイ仕掛けは現地で作れるので、とりあえず2~3日前からキューセン仕掛けを10組ほど作成。エサの段取りも隊長にお任せしてあるので、後は釣行のみ。

 16日の午後11時半過ぎに隊長に自宅まで迎えに来ていただき、R169号の山越えルートで現地に着いたのが翌朝午前3時半頃。

 新鹿のポイントは通称大和岩。このポイントにたどり着くには車を停めてから崖を降りなければならず、それが私を躊躇させていたので、実は大和岩の釣行は今回が初めて。何度か挑戦しようと思ったが、そのたびに先客らしい車が停まっていてなかなかチャンスは訪れなかった。今回は現地に到着すると車は1台も停まっておらず、後から誰かが到着して釣り場に向かわれるのも嫌だったので、少し早いが崖を降りて釣り場に向かうことにした。時間にして約15分ほどであったが、ロープを伝って崖を降りて、さらに海を渡って(引き潮時のみ渡れる。)また崖登り。少々ヘロヘロになりながら、ようやくポイントに到着した。

第1ラウンド

 時刻は午前4時前。釣り始めるにはまだ少し早いが、暗い間にマダイやシロギスが来るかもしれないと思い、二人でマダイ狙い用のタイムシをつけて、数投だけ様子を見ることに。私は2本の竿、隊長は3本の竿を出す。しばらくして隊長にドラグを鳴らすアタリが! 合わせると乗ったようだが、残念ながら数秒後にハリはずれ。一体何だったのだろうか、と二人で話していると、私の竿にもドラグを鳴らすアタリ。竿を持つ間にも糸が引き出されるのがわかる。ところが、合わせると意外にもスカ。巻き上げるとタイムシがクチャクチャにされている。もしかすると、大型のシロギス? 夜が明けた頃に、再び私にドラグを鳴らすアタリが! 今度はしっかり乗ったが引きがどうも嫌な予感。それでも時折頭を振る引き具合に、もしかするとマダイかも? そしてようやく上がってきたのはなんと1mクラスのサカタザメだった。その異様な姿に写真を撮ろうと思ったが、残念ながら岸際でハリがはずれて海へ帰っていった。初めて釣り上げたサカタザメだっただけに、せめて写真だけでも撮りたかった。(ちなみに、帰宅してから調べると、意外にもおいしいらしい。まあ、それを知っていても持ち帰ることはなかったと思うが。ちなみに、サカタザメはサメという名前がついていてもエイの仲間である。皆さんは、エイとサメの学術的な違いをご存知?) このサカタザメを最後にタイムシはとりあえず終了。エサをマムシにチェンジ。

 さて、その頃から、隊長が忙しい思いをされていた。たびたび掛かってくる魚。時にはダブルで、しかもランクが来たりする。

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 その正体がこれ。メイチダイ。ちなみに下のものは35センチオーバーの立派なランクサイズだ。食べると絶品なのだが、残念ながら、多くのものはカルキ臭がきつく、持ち帰るには気が引けるものばかり。以前鬼ヶ城で釣ったシロギスと同じ匂いがして、食べようという気にならない。隊長もランクサイズは写真を撮り、残りのものも含めてすべてリリース。本当は高級魚だけに、あ~もったいない!!

 それにしても、隊長にはメイチダイがよく釣れるのに、私には1匹も来ない。それどころか、魚がほとんど釣れなくなった。隊長もメイチダイを5~6匹ほど釣り上げた後は退屈な状態になっているようだ。夜はもう明けきっているのに、キューセンからのシグナルはまだ来ない。

 そんなとき、ようやく隊長にアタリ!!

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 実寸29はありそうなキューセンだ!! やっぱりこういうサイズのキューセンがいるのだ。釣り人も結構入っているだろうに、なんというポテンシャルの釣り場だろうか。(このキューセンは、めでたく魚拓でCランク(30センチオーバー)申請になったそうである。

 それにしても、私には魚が来ない。あのサカタザメ以降、魚を釣り上げていない。その間にも、隊長はメイチダイのランク未満をポツポツと追加。こう釣れないと、そんなメイチダイでもうらやましくなるものだ。そしてついに、夜討ち朝駆けの疲れが出て、パラソルを差して日差しを避けてウトウト開始zzzzzzzz

 1時間以上もウトウトしていた。とにかく、一睡もしていない上にハードな崖を下りて、体力はかなり消耗しているのだ。ただ、このウトウトで少し元気を回復、再び釣りを再開。そう思って1本の竿を巻き上げると、なんだかかなり重い。魚らしい引きを感じるので、これがもしかして魚であれば、かなりの大物のはず。またサカタザメ?まさかね(^^; そして、上がってきたのはメイチダイのダブル! この、ダブルの写真がなくてすみません。1匹は35センチの立派なランクサイズだ。

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 これはランクサイズの方。すでに内臓処理が終わっている状態。というのは、他のメイチダイがカルキ臭がきつかったのに対し、このメイチダイはほとんど無臭だった。それで、高級魚なので持ち帰って食べることに・・・

 35センチの立派なランクサイズだ。このメイチダイのランクサイズを釣るのは、私にとっては初めてのこと。ちょっとはうれしい(^^;

 ようやくのランクサイズに、ようやく元気を取り戻した私は、隊長が投げた方向で、ランク未満のキューセンが釣れるのを見て、その方向に投げて引き釣りをしてみることにした。これが見事的中!! 数投目にようやく・・・・・ 

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 隊長が場所を離れていたために、セルフタイマーを用いた写真。よって、海面が斜め(^^;
サイズは26センチを少し切るが、魚拓では余裕の26センチオーバーになるだろう。(実際は、拓寸26.4センチ)大和岩での初キューセンランク!!

 だが、結局その後何度かアタリがあるもののスカだったり外道だったり。そんなわけで、午後2時頃に納竿することに。

 ところが、納竿して車に戻るのが大変。大和岩を半周してまだ海水が浸っている海峡を渡り、崖をロープを伝って登っていくのだが、何度も休憩をしなければならないほどしんどくて、ようやく上がりきったときには息が切れてヘロヘロ状態に。ちょっとこの釣り場に行くことは懲りたかも?(^^;

 さてその後、尾鷲市内で遅めの昼食を取ったり、食料や飲み物を調達し、引本のポイントへ。引本漁港の横を通るときに、今日は3連休の初日だからどこのポイントも釣り人で満員かも?などという不安な会話をしていた。そう、今日は3連休の初日なのである。そして、釣り人の入り具合を見るため、それぞれのポイントを見て回ることに。ところが、どうしたことか、どこにも投げ釣りマンは見当たらない。どこもガラガラ。こんなときは逆に不安になるもので、マダイ狙いには少し時期が遅いのでは?などと隊長と話しながら目的のポイントに向かった。

 予想通りポイントには人影はなし。ますます不安がつのる。ただ、ロケーション的には釣れる気がムンムンとする場所で、とりあえずポイントの説明を隊長からしていただいた後、夕闇が迫るまでは仮眠をすることにした。約2時間の仮眠・・・・・

 
第2ラウンド

 午後6時半頃釣り開始。隊長と二人で、とりあえず3本ずつの竿を出すことにした。私は2本の竿にタイムシ、1本に本コウジをつけて第1投。

 隊長は開始早々40センチオーバーのイラをゲットし、その後もドラグを鳴らすアタリが来たのに根ずれでハリス切れを起こすなどにぎやか(^^;その点、私の方にはアタリが少しもないどころか、エサトリすらかすってこない。巻き上げるとエサはついたまま。気を取り直して第2投。辺りはようやく夕闇が迫り、まさに絶好の時合い。ロケーション的には、私には釣れる気がしてならなかった。特に、私が好きな本コウジをつけた竿には、いつアタリが来てもおかしくないような錯覚に陥る。身体は昼間の崖のぼりでヘロヘロ状態にはかわりはないが、モチベーションは高めキープ。

 さらに手返ししようと、1本を巻き上げてエサをつけている最中のことだった。

 隊長 「矢野さん、何か当たってるで。エサ取りっぽいなあ。」

 そう隊長が教えてくれた。竿先が2~3度お辞儀をしたらしい。それで、エサを付け替えた竿をとりあえず投げ終え、その竿を手に持ってみる。ちょうど同時に隊長が巻き上げを開始したので、その作業が終わるのを待ってから巻き上げようと、竿を手にしたままじっとしていた。ん?何となく竿先にテンションを感じる。根ガカリしたような感じ。カレイ釣りでアタリを逃し、巻き上げようとしたら根ガカリのような感触に襲われることがあるが、まさにそんな感じ。エサ取りがつついた後根ガカリでもしたかな? そう思ったが、エサは何といってもエサトリに強いタイムシ。アナゴ、ゴンズイの類ではないと思うのだが・・・・
 そして、ようやく隊長が巻き終えて私の番。糸をギリギリまで巻き込んで大きく合わせてみた。あれ?重い。布袋でも引っ掛けた感触。ただ違うのは、時々襲うズーンとした締め込み。この感触はどうみてもあいつ、そう、エイだ。昼間に釣ったサカタザメでさえ頭を振ったのに、これが本命であるはずがない。

 そして、もうひとつ大切なこと。このポイントは足場が高い。取り込むためには下まで降りねばならない。

 ふぐ「隊長~、エイかもしれんわ~。エイやったら道糸切って放流すればいいし~。」
 そんな呑気なことを言ったからだろうか、途中から突然頭を振る感触が伝わってきた。え? またサカタザメ?! まさか~~(^^;
 そして、足元に寄ってきた魚を見て仰天!! な、な、なんとマダイだ!! しかも大きそう。
 ふぐ「タイじゃ~、タイじゃけ~~ん!!」
 なぜか広島弁で叫ぶ私(^^; そして、その姿を見て意を決した私は、隊長に竿をあずけて下に降り、胸まで水につかって無事玉網にゲット~!!水に浸かって魚をゲットするのは、もしかすると人生初かも?

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 人生初のDランクマダイは、胸まで水に浸かってゲット!!天然物の、きれいなマダイだ。
   実寸58.5センチ、拓寸は61.4センチだった。よく見てほしい。持っているマダイの上と下で、服の色が違うのがおわかりだろうか。下半分は水につかったのだ(^^)。

 おっと、忘れちゃいけない。私はここ引本でランクサイズを釣り上げるのは初めてのこと

 夢にまで見たDランクマダイは、なんと2投目であっけなく仕留めてしまった。実感がないまま私は、とにかくマダイの処理と濡れた服の着替えに追われ、釣りどころではなくなった。それに、これ以上釣り上げてもクーラーボックスに入りきらず、そのことを考えて一気に釣る気喪失。とりあえず10時までは粘ったが、その後は車に入ってzzzzzzzzzz

 午前4時半頃、車のドアをあけて叫ぶ隊長の声で目が覚めた。なんと、6時間以上も眠っていたようだ。
 隊長「マダイが来たから手伝って!!」
 その声で我に返り、車を降りて隊長のマダイ取り込みをアシスト。

 少し小さめの45センチ。隊長の狙いはDランクなので、これでは少し物足りない様子。だが、とりあえずランクサイズなので、写真を撮った後、なんと隊長はこのマダイを放流!! かっこいい~~!!

 それを見て私も気を取り直して釣りを再開しようとしたが、なんと寝ている間にエサ箱をタヌキに荒らされたようでなくなっていた。うん、これはもうやめておけのサインやな。そう思って私は一足先に納竿することに。その後、隊長は7時過ぎまで粘ったが、残念ながらその後アタリはなく、8時過ぎに釣り場を後にした。

 今回の釣りは初づくし。しかも、釣行前の目標であった、キューセンのランクとマダイの50センチ以上という目的が達成され、言うことのない釣行となった。もともと私は大和岩は行ったことがなく、引本は行ったことがあっても魚らしい魚を釣ったことがなかった。これでどちらの釣り場も片目を開けることができたが、果たしてこれからはどうだろうか。大和岩は崖に懲りたし、引本はやはり相性が悪いというかあまり釣れる気がしない。これからも行くとは限らないが、とりあえずは足跡を残しただけでも良しとしておこう。

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