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アーカイブ釣行記5~鳥取県境港市 2008.4.12

~ククマスフグ対決?!~

 3月末の鳥取釣行の際に、兵庫協会・イザナギサーフのマスターさんから釣行前、釣行中にかかわらずいろいろとアドバイスをいただいた。そのときに、一度釣行をご一緒しましょうという話が出て、それで今回の境水道釣行が決まった。マスターさんといえば、知る人ぞ知るカレイ釣り名人。ご本人はあまり自覚されていないと思うが、カレイ釣りに行けば本命をはずすことがあまりなく、周囲の人を常に驚かせている、そのような方である。私はとにかくカレイ釣りがヘタクソとの変な自負?があるので、この際釣り場はともかく、マスターさんのカレイ釣りの極意を学ぼうと変にテンションが上がり、数日前からソワソワしていた。今回の釣行では、兵庫協会・神戸投翔会のククレカレイさんも同行することになった。ククレさんはマスターさんとの釣行が多く、また、私もHP「投げ釣りスパイラル」でおなじみのTsuchyさんを通じて知り合いになり、アジュール舞子ではよくご一緒させていただいている。また、巷では「ククマス対決」と称され、マスターさん、ククレさんお二人の釣行記を読ませていただくとこちらまで笑えてくるような、面白い珍対決を繰り広げておられるので、そんなお二人とご一緒できるのは私にとっては願ったりかなったり。釣り場は私の苦手な境水道と決まったが、そんなことは二の次にしても良いくらい楽しみな釣行となった。前日土曜日の夜にスタートする予定だったが、3人とも土曜日の午後から行けることになり、まず私が勤め先の学校を午後1時に出発。マスターさんと待ち合わせを約束した須磨区の「エサ光」へ行く。そこでマスターさんと合流し、エサを購入して、私の車を置かせてもらうべくマスターさんのご自宅へ向かう。マスターさんとの釣行は初めてだが、昨年の大阪兵庫合同納竿大会の審査会場ですでにご挨拶を済ませており、ごく自然に合流できた。そして、垂水区のククレさんを午後3時前にひろって、いよいよ境水道へ。ククマスコンビの場合はした道を走る場合が多いそうだが、ククレさん曰く、
 クク「今日は夕方の時合い狙いやで。高速に決まっとるやろ~(`~´)!!」
この殺気ある血走った一言で、返事なく無言の了解で高速へ向かう。姫路バイパス姫路から国道を走って中国道佐用インターへ。そこから高速に乗り、米子インターを出たのは、日が沈みかけた午後6時過ぎだった。3人とも気がはやるものの、ククレさんは「かめや釣具米子店」で抜け駆けの極秘エサ、スーパーユムシを買ったり(^^;; 人間の食料をスーパーで調達したりで、結局釣り場である外江木工団地の西端に着いたのは午後7時過ぎだった。道具を持たずに釣り場に出てみると、釣り場にはまだ誰もいない。北東の風がやや強いが、下に降りた石積み護岸で釣るため、風は気にしなくて大丈夫そうだ。潮も緩い感じでいかにも夕方の時合いの雰囲気。3人とも急いで車から道具を降ろし、釣り場に向かう。まず、20mくらい沖に鉄塔が並んで立っている右側にマスターさん、初めのコーナーのブイの正面あたりに私、そこから100mほど進んだ鉄塔の前あたりにククレさんが入って釣ることにする。私はとりあえず夜の間は3本体制で臨むことに。私のタックルは・・・・

竿:スピンパワー425BX-T
 リール:パワーエアロスピンパワー
 道糸:レグロン3.5号
 オモリ:遊動テンビン30号
 ハリス:船用フロロ8号
 ハリ:サーフ真鯛L
 エサ:ユムシ(場合によっては青イソメとのミックス)

 潮はゆっくりと右に流れており、満潮からの下げハナといったところか。今日は朝方に干潮を迎える長いサイクルの潮のため、時合いは夜中までとみて、とりあえずそこまで頑張ることに。初めに3本ともタックルを組み立ててそれから1本ずつ投げ込んでいく。1本目は流れの下流右方向の60m付近、2本目は正面近投、3本目は流れを予想して、上流方向に目一杯の遠投とした。投げ込んでしばらくしてもアタリがないので、右方向に流されかけている左端の遠投竿をエサ点検のために巻き上げてみる。ユムシはそのまま。エサトリは少ないとみて、私はそこに青イソメをチョン掛けでつぎ足し、再び左方向に遠投した。どうせ残り2本もエサはそのままだろうと思い、その合間をぬってマスターさんのところへ偵察に行くことに。そこでマスターさんは境水道の特徴やククレさんとのエピソードなどを話してくださり大変楽しかったが、その間にも私はマスターさんのアイテムの観察に余念がなかった。カレイを釣るコツがきっとどこかにあるはず、と私は話をする中にもアイテムから目を離さなかった。これが今回の目的でもあったから。
 さて、しばらく話した後釣り座に戻り、再びエサの点検を。左の竿は先ほど点検済みなので、まずは真ん中の近投の竿。あまり流されていない様子。そして、巻き上げてくると、右の竿と道糸が重なっているようだ。右の竿は右の方向へ投げたはず。なのになぜ? とりあえずエサの点検をして、青イソメを先ほどのようにつぎ足し、右端の竿にかぶらないように左方向へ近投しておくことに。そして右端の竿。竿を持つとかなり糸がフケている。さっき真ん中の竿と道糸がかぶっていたのは、この糸フケのせいなのだ、そう思って糸フケをとって竿をあおった。すると・・・なんとずっしりとした重み。しかも魚の引きが強烈に伝わってくる。このとき私はすべてを理解した。右端の竿は魚が食って左方向に走っていたのだ。ドラグが鳴らずに糸フケが出たのは、足元方向に魚が走ったからに他ならない。そう思いながら魚の締め込みをかわしつつ巻き上げてきた。足元まで近寄ってきたのでライトで照らすとギラリとメタリックの魚影が! よし!!目的の魚スズキだ。おっと、まだ玉網を出していなかった。お二人のどちらかを呼ぼうと思ったが、掛かりどころを確認すると口元にしっかりとささっている様子。ハリスも8号なので仕掛けを信じて一気にスズキをずり上げた。目測で60センチを余裕で越えるグッドサイズだ!!

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 魚をぶら下げてマスターさんに声をかけた。すぐに飛んできて祝福の言葉をかけてくださった。ククレさんにも声をかける。すると、
 クク「え~、もうかいな~(>_<);」
と言いながら駆け寄ってきてくださったが、テンションは上がった様子。
 クク・マス・フグ「よっしゃ! 魚はおるで!!」
と3人で気合を入れ、持ち場に戻った。しばらくして目の前40m付近でボイル。確かに魚はいるようだ。と思うが早いか、左方向でバシャッ!と魚が跳ねる音。またボイルか?!と思ったが、なんとそれはマスターさんが魚を取り込む音であった。そして、マスターさんにも立派なスズキが!

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 フグ「ククレさ~ん、マスターが釣ったよ!!」
私がまた声をかけると
 クク「ひえ~、マスターにも釣れたんかいな?!」
こちらに近づきながらあっけに取られた一言。
 マス・フグ「ククレさんも頑張らな。」
と二人で励ます。
 クク「よっしゃ~、頑張るで~~。」
3人とも再び気合を入れて手返しを続ける。ところが、それから急に右方向の潮が速くなり、根ガカリも増えて時合いが過ぎ去った様子である。私はふと思いついて、兵庫協会・神戸中央サーフのやまさんにメールを入れてみる。やまさんも最近デカクロダイ、デカスズキに的を絞って東奔西走されているようだ。それで、情報をと思いメールを入れたのだが、なんと同じクラブの親方Nさんと近くで竿出し中とのこと。あとでそちらに向かいますとのお返事。なんという奇遇か。先日の兵庫県某所のキチヌ狙いでも釣り場で偶然お会いしたのだが、今回もまたこの境水道でご一緒できるとは・・・
 お二人は午前0時前後に到着された。前半の竿出し場所は不調だったようで、後半の時合いを私たちとともに頑張ることにされた。その頃は潮も速く、私たちはとりあえず前半の時合いを釣ったということでお二人に代わって車中で仮眠することに。マスターさんは一旦車に入られたが、釣りの血がまだ騒いでいるとのことで(^^;すぐに釣り場に戻られた。車中での出来事。
 
 運転席にククレさん、後部座席に私が寝たのだが、寝ている間にククレさんが倒したシートのヘッドレストと後部シートとの間に頭が挟まっていたようで、知らずに寝返りを打とうとして身体だけが返ってしまい、背中から太ももまで思い切りつってしまった。ククレさんが眠っているので「痛い!」とも言えず、私はひたすら我慢して耐えたが、それからはほとんど眠ることができなかった。
 フグ「ほんまにもう、身体つらんと魚釣れよ~。(^^;」
そんな心境。本当に痛くて、家に帰りつくまで身体が痛かった。

 翌朝3時半に釣り場に戻る。近くのローソンにカップ麺やコーヒーを仕入れに行き、釣り座に戻ると、マスターさん、やまさん、親方Nさんが真剣に打ち返しをされていた。だが、潮の様子は寝る前と変わらず、相変わらず右向きに速い潮で、親方Nさんは根ガカリで苦しんでおられた。カップ麺を食べながらそんな様子を見学していたが、夜明けも近いことなので食べ終わって私も再開。潮が速いのでとりあえず50m付近に3本の仕掛けを扇状に投入。やはり右には流されるのだが、カケアガリで仕掛けが止まっているようで、3本とも右斜め45度付近で一定角度を保っている。しかし、全くアタリらしきものがない。やまさんは今日は日中にご用事があるとのことで、午前6時半には納竿とのこと。それで打ち返しにも熱が入る。ところがうまくはいかないもの。そのまま誰にもアタリが出ることはなく、夜が白々と明けてきた。私はスズキをあきらめ、今日の本命であるカレイを狙うために、順次仕掛けをカレイのものに換えていった。カレイ狙いの仕掛けは・・・
 スナズリの先にハリス6号の松葉仕掛け。それぞれ40センチ、50センチのハリス。ハリはビッグサーフ14号。で、毛糸やビーズ、タコベイトなどを使用している。
 打ち返しを続けていたやまさんが半ばあきらめ気味に私のところで話をされていたが、突然・・・
 やまさん「左の竿、アタリましたよ。」
 フグ「え~、うそでしょ~。」
 やまさん「いやいや、ほんまですがな。」
そんな会話を交わして竿先を見つめていると、コココン!とカレイ独特のアタリが出た。つまりこれが2回目のアタリというわけ(^^; 久しぶりにカレイらしいアタリが出たので私はうれしくなって巻いてくると・・・

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 やまさんと親方Nさんは、予定通り6時半に納竿され、帰っていかれた。やまさん、Nさん、またどこかへご一緒しましょう!!
 さて、いよいよククマスフグのカレイ対決!! 3人とも少し眠気を感じながらもカレイを釣るべく気合を入れなおす。潮は午前7時頃からゆるくなり出したが、そのまま止まるでもなく、速くなるでもなく、なんとなくメリハリのない潮の状態が続いた。実は私は上記のカレイのみに終わってしまったのだが、やはりというべきか、ここからマスターさん、本領発揮!! 以下、写真をどーぞ。

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 そんなわけで、この日は12時ジャストに納竿。結局カレイは私とククレさんが1匹ずつであるのに対し、マスターさんは余裕で3枚。しかも、型には不満が残るものの、拓寸でランクを1匹確保された。結局、カレイ釣りのコツをマスターさんから学ぶことはできなかったが、今思うと、カレイ釣りに対して素直に情熱を傾けておられる、これに尽きるような感じ。そんな情熱にきっとカレイはフラフラと釣られてしまうのだろう。

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PS この日の釣行では、中国四国地方の釣り雑誌、「月刊釣り画報」の取材を受けました。

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