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とんでもhappenな釣り28~ウミタナゴと父

 昨日の釣りで、同僚が釣り上げたウミタナゴ。

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 掛かった瞬間、「タイや~っ!!」と叫びましたが、投げ竿の守をしていた私には、遠目にもすぐにウミタナゴとわかりました。なかなか良いサイズなので、キープすることにしたのですが、いざ、持ち帰るとなると・・・・・

釣り上げた同僚「いや、今夜から嫁が実家に帰るので、いりませんわ~。」

横で見ていた同僚A「料理の仕方、わかりませんねん。」

同じく同僚B「いや、僕は一人暮らしなもんで・・・・(^^;」

 折角のおみやげと思ったのですが、誰も引き取り手がないので、私が持ち帰ることにしました。それで、クーラーボックスに大切にしまい込み・・・・・

・・・・・そう言えば、ウミタナゴのことでちょっとした思い出があることを思い出しました。

 高校の頃、私はよく一人で釣りに出かけました。その中でも、当時の私にとっては大遠征とも言える釣り場に鳥羽があります。小学生の頃に家族で旅行した際に、佐田浜の遊覧船乗り場でメバルが良く釣れていたのを思い出して、何度か佐田浜のメバルを狙いに一人で出かけたのですが、春の良い時期だと、サイズは小さいですがメバルが入れ食いになることもあるのです。活性が高いと、見えているメバルがエサを吸い込む瞬間まで見ることができて、夢中にさせる魅力がありました。

 そんな鳥羽のメバル狙いに、あるとき出かけたのは良いのですが・・・・・

 風が強くて、遊覧船乗り場まで波しぶきが上がるほど。こんな状況ではメバルは沈んでしまって期待はできません。海中を見てもメバルは見当たらず、仕方なしに探りながらあちこちを釣り歩いたのですが、メバルのアタリは予想通り全くありません。

 遊覧船乗り場の、一番佐田浜突堤寄りの奥まったコーナーにさしかかったとき、突然竿先を引き込むアタリで魚が掛かりました。安物のチヌ竿だったので、竿が満月にしなって、それはそれは強い引きでした。苦労の末に上げたのは、何と大きなウミタナゴでした。今回同僚が釣り上げたものと同じ位のサイズだったでしょうか。メバルではありませんが、釣り上げたウミタナゴに私は感嘆の声を上げたような・・・・たった1匹でしたが、メバルが釣れずにボウズ寸前だった私には、十分満足できる獲物だったと思います。そして、イソイソと竿をたたんで帰宅しました。

 その日の釣りは、朝も昼も飲まず食わずだったような・・・・そして、行きも帰りも安い急行で・・・・・当時から、「ようやるわ~(^^::: 」な釣りをしていたんですね。

 さて、その日持ち帰ったウミタナゴ。そのお魚を見るなり父が、

 「はあ、けったいな(おかしな)魚が釣れたもんじゃのう。なんじゃい、それは?」

 「食えるんかい、それ?」

 「適当に焼いとけ。」

 などと、ミソクソに言いました。ところが、いざ焼けて晩酌のテーブルにウミタナゴの塩焼きが出ると・・・・

 「あっさりしていて、意外にうまいなあ。」

 と、一挙に5つ星表現! あれよあれよと、骨と頭だけにしてしまいました。父はお魚が好物だったので(とりわけ、川育ちのせいか、アユやハエ(オイカワ)などの川魚)、父の口から合格合図が出ることは、おいしいに違いありません。

 子ども心に、自分が釣ったお魚を親においしく食べてもらうと、うれしいものですよね。きっと、同じ気持ちになられた経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。たった1匹釣れたウミタナゴでしたが、父とのことで今でも良い思い出になっているのです。とんでもhappenな釣りに加えることができるお話かどうかはわかりませんが、食い込んだ瞬間のあの強い引きは今でも思い出すことが出来る衝撃的なものだったので、あえてhappenに加えさせていただきました(^^)

 さて、話を戻して・・・・・

 昨日同僚が釣ったウミタナゴ。

Imgp4238

 なかなか良いサイズでしょう? ウミタナゴ的ランクサイズではないでしょうかね(^^) このウミタナゴを眺めながら、父のことをまた思い出していたのでした。そして、父が食べたのと同じように、敢えて同じ塩焼きに・・・・・

Imgp4239

 箸で一切れつまんで、口に入れて、思わずつぶやいたのでした。

 「あっさりしていて、意外にうまいなあ。」

 一昨年に亡くなった父にも食べさせてやりたいなあ、と、ちょっとノスタルジーに浸ったりしてね(笑)

 明日のブログは(もしかすると、明後日も?!)家族旅行のため,お休みします。たまには家族サービスもしないと・・・・ね(^^)

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コメント

私にも同じような思い出が有ります。 小学校の5-6年生の時の事ですが、秋口に河口でにサヨリの引っ掛け(ギャング釣)をやっていて、思わぬ大物の26ー27CMほど有る鮎が掛かり、親父に食べて欲しくてお袋に塩焼きにしてもらい、喜ぶ親父の顔が見たくて帰りを待ってましたが当時仕事が多忙で有った親父は何時まで待っても帰宅せず、結局はお袋の勧めも有って自分で食べてしまいました。
50年以上前の話ですが、ふぐたろうさんのBLOG読んで懐かしく思い出しました。

>闇夜の釣り人さん
お久しぶりです。
同じ経験を持つ私の気持ちとしては、折角釣れた大物アユをお父様に食べてもらえなかった闇夜の釣り人さんの心中は痛いほどわかる気がします。
今更ながらですが、親を亡くしてから改めて、親孝行を出来なかった後悔が次々と湧き出てきますね。

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