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とんでもhappenな釣り26~音沙汰なしは私だけ?

 これも20数年前の話です。もちろん、サーフには在籍していなかった頃です。

 2月の中旬頃、今はなき「週間釣りサンデー」のパーフェクト釣り速報の欄に、こんな見出しがあるのが目に止まりました。

 「東燃裏でカレイ爆釣!!」

 もしかすると、覚えている方もおられるのでは?

 なんでも、30センチオーバーのマコガレイや50センチ近いイシガレイがホイホイ釣れているという記事でした。当時同社から発売されていた「新・カレイのすべて」(だったと思いますが。)という本を読むと、紀北や中紀のカレイは年明けの2月頃から調子が上がると書かれてあったと思います。その本の釣り場紹介欄には、住金裏や和歌山港、水軒、東燃裏、有田川尻など、紀北~中紀にある大ガレイの釣り場がたくさん紹介されていました。もしかすると、この本を見て住金裏通いを始めたのかもしれません。

 とにかく、その本を読んで、紀北~中紀のカレイ釣りにものすごく魅力を感じていた時期と、釣りサンデーの速報のタイミングがあまりにも一致していました。すかさずその週の日曜日に出かけたのは言うまでもありません。その日曜日は確か中潮で、午前9時頃が満潮の絶好の潮だったと思います。

 午前4時頃に釣り場である東亜燃料裏の護岸に着くと、護岸に上がるハシゴの近辺にはたくさんの車が止まっていました。おそらく、カレイ狙いの釣り人のものと思われます。私は車を護岸の南、通称37番?タンク前のハシゴ横に車を停めて釣り場の確認をしました。すでに竿がかなり並んでいましたが、入れなくはなさそうです。足場はかなり悪いテトラポットですが、何とか苦労の末に釣り座を確保して準備を始めました。そして釣り開始。

 夜が明けるまで何のアタリもありませんでしたが、少し明るくなった頃に海を見ると、ヨダレが出るような潮目が走っています。私はますますモチベーションを高めて手返しをしていたと思います。私の両側の釣り人は、テトラポットの形状が悪くてあまり視界に入ってきません。それでも手返しをしている様子は見て取れましたので、私も負けずに手返ししました。

 ところが、満潮の午前9時を過ぎても、何のアタリもありません。エサ取りすらない状態がずっと続き、ハリに残ったエサを取り払っては新しいエサを付けて手返し。午前11頃になってもアタリはなく、私は思いました。

 「記事の情報、もしかするとガセネタやったんかな?」

 「本当は住金行こうと思ったのに、記事に騙された!!」

 そう思ったと思います。

 そろそろ根負けしそうになったとき、隣の釣り人が納竿して帰るために私の横を通りかかりました。釣れましたか?と声をかけて来られたので、いえ、だめでした、と苦笑いを浮かべながら答えたと思います。そして、どうせダメだろうと思いつつも、一応その釣り人に尋ねました。

 「そちらはどうでした?」

 すると、おもむろに肩から下げていたクーラーボックスを護岸に下ろし、

 「明け方からアタリが連発しまして・・・・」

 クーラーボックスを開けてびっくり!! 40センチオーバーを含め、35センチをはるかにオーバーするマコガレイがなんと3匹も!! 私は愕然としましたが、もちろん、そこは大人の振る舞い(^^;

 「よかったですね。」

 平静を装って答える私でした。

 さらにしばらくすると、反対隣の釣り人が引き上げて来られました。釣れましたか?と同じように声をかけて来られたので、私はダメでしたが、先ほど帰られた方が3枚釣っておられましたよ。と答えました。

 「そちらはどうでした?」

 すると、おもむろに肩から下げていたクーラーボックスを護岸に下ろし、

 「たった1回アタリがありまして・・・・」

 (おお~、この人にも1回とはいえ、アタリがあったんや~。)

 ちょっと嫌な予感がしつつも聞こえた次の一言が・・・・

 「ダブルで釣れました!!」

 (えっ???)

 クーラーボックスを開けると、40オーバーと37~8センチのカレイが2枚!!

 その方は、してやったりの満面の笑顔でした。

 ・・・・・今でもその方の笑顔を覚えています(>_<)

 そのお二人の話を総合すると、お二人以外にもカレイの釣果がかなりあった様子でした。テトラ越しに見えなかったのですが、周りの様子が全くわからず、したがって時合いも全くわからず、私だけが蚊帳の外だったようでした。

 とにかく、悔しくて悔しくて、その日はエサ取りが少なかったこともあり、夕方暗くなるまで粘りましたが、結局ボーズに終わったのでした。

 釣りサンデーのあの記事、未だに字体やページの中の位置まで覚えています。それほど悔しいけれど印象に残った出来事でした。

 中紀方面のカレイ狙いとしては、今では信じられない釣果があったのです。それほど脚光を浴びた東燃裏でした。

 今はどうなんでしょうか。

 

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