とんでもhappenな釣り27~間隔「ゼロ」収束地帯
今朝も朝からブログの更新をしています(笑) 結局3連休は釣りはなしです。まあ、寒波も来ていることですし、おかげさまで年賀状印刷や家族サービスは滞りなく出来たのでよかったです。
以前にも書いたことがある、かつて大ガレイでフィーバーした和歌山県加太の大波止の話です。もう、20年ほど前のお話ですのでご了承を(笑)
ある日、私は一応大ガレイを狙って(^^; 明け方3時には波止付け根の駐車場に車を入れました。車は数台ありましたが、私は気にすることなく波止の先端に向かいました。先端に近づくと、人影は見えませんが、何となく嫌な予感が。波止際がなんとなく怪しい。そして、さらに近づいてみて、ようやくその怪しげな風景を確認することができました。波止際に1m間隔くらいに、ズラッと三脚が並べてあるのです。先端から30mほどはそんな状態だったので、私は付け根に一番近くて三脚が置かれていないところに荷物をおろしました。
人がいないのに三脚が並んでいる風景は、それは異様だったですね。ただ、この大波止は先端だけでなく、30mほど手前が好ポイントということも聞いたことがありましたので、気にせずにセットをしました。
先端側の隣の三脚から5mほど間隔をとったでしょうか。人が誰もいないので釣りやすかったですが、暗い間は何の異常もなく、エサが取られるだけで夜が明けました。
すると、夜が明けると同時に、すさまじいことが始まりました。
夜明けとともに、三脚の持ち主達が続々と波止先端に集結、先端付近はまるで電線のスズメのように釣り人が並びました。そして、私の釣り座付近にもすさまじいことが始まりました。まず、私の左隣(つまり、付け根側)5m付近に釣り人が入り、次に、右隣の方との間に釣り人が、次に、左隣の方との間に次の釣り人。この時点で両隣の方との間隔は約3m。これで終われば問題なしですが、さらに、その間に釣り人が・・・・そしてまたまたその間に釣り人が・・・・ついには、三脚で波止際を封鎖するような形で、足が接する間隔で三脚がずらりと並んだのです。
三脚どうしの間隔が、元は5mほど。それがやがて、
5m×1/2×1/2×1/2×・・・・・
これが、「間隔ゼロ収束」の真相です。
あれほどまでに、三脚がズラリと並んだ風景は、後にも先にも加太の大波止でしか見たことがありません。それほどカレイフィーバーがすごかったということでしょうか。
ただ、それほどまでに多くの釣り人で賑わっても、大波止にはしっかりと不文律が存在したのです。それは、
竿は磯竿2~3号。道糸は3号。オモリは25号に統一。竿は2本。
私も、磯竿で狙うことは知っていましたので、磯竿の3号を用意。そして、オモリも偶然25号でした。
加太は激流で知られていますが、この日も例外なく右向きに激流でした。ところが、不思議なことに、オマツリがほとんどない。タックルを揃えれば間隔が狭くても何とかなる、の典型例でしょうか。あれほどたくさんの釣り人がいても、何のトラブルもなく皆さん釣りを楽しまれていました。
郷に入っては郷に従え。
加太の大波止はそんな釣り場でした。
そして、もうひとつ驚くことが。この日、近辺でカレイを釣ったのは私だけでした。ただし、大ガレイにはほど遠い38cmほどでしたが。ボケエサで狙う磯竿の釣りは、カレイのアタリは激信です。竿先にガンガンとアタリが出て締め込みも味わえて、おまけに隣の方にすくってもらって快感だったのを覚えています。
付け加えですが、この時に初めて見たのが、三脚縦列並べ。三脚を2台縦に並べて、磯竿を2台の三脚を橋渡しするような形で置きます。波止の面と平行に竿を構えることになります。そして竿尻は海に向かって後ろ側の三脚に、少しだけ(1cmほど?)かかるように置きます。すると、どうなるのか?
その方法をしている方に聞くと、「アタリがあれば、竿尻が落ちて知らせてくれる。」とのことです。そして、竿尻が落ちることによって、「自動アワセになる。」のだそうな。よく考えているとは思いますが、それほどのアタリだと、竿尻が落なくてもわかると思いますがね(笑)
今日は、三脚の間隔の究極の例を書いてみました。
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投稿: 八尾の投げ釣り師 | 2012年12月24日 (月) 22時03分
>八尾の投げ釣り師さん
はじめまして。書き込みありがとうございます。
八尾ご在住ですか? 近いですね~(^^)
車の修理屋さんのお話ですが、そういったお問い合わせも大歓迎ですし、
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ワールドカーサービス
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投稿: ふぐたろう | 2012年12月24日 (月) 22時39分
ふぐたろうさん
八尾の投げ釣り師です。早速のご連絡ありがとうございます。見積りして貰いに行ってきます。
投稿: 八尾の投げ釣り師 | 2012年12月24日 (月) 23時12分