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とんでもhappenな釣り24~カレイと言えば、こんなこともありました

 今日はこの秋一番の冷え込みだったそうです。そう言えば、職場の廊下は吹き溜まりのように木枯らしが吹き抜けていた気がします。若い先生方も、「寒い、寒い」の連呼でした。

 今年はいつもと違って、まだ色々と目標を達成できないでいることが多いわけですが、そんな目標を持ちつつも、どうしてもカレイのことが気になってくる季節です。本当は気楽にカレイ狙いでも行きたいところですが、釣行自体なかなか行くことができず、ジレンマを感じているこの頃です。

 私もそれなりに長く投げ釣りをやっていますので、カレイに関しても色々と思い出があります。そんな思い出の中から、ある12月頃の釣行のことを書いてみましょう。

 今はほとんど行かなくなった、和歌山方面へのカレイ狙い。10年ほど前までは、まだ和歌山にはカレイを狙えるポイントはたくさんありました。北から順に、大川漁港、加太漁港、住金裏、北港魚釣り公園、紀ノ川尻、水軒、雑賀崎、新和歌浦漁港などなど。以前にも書きましたが、その中でも住金裏は何度となく通った、私の投げ釣り道場であったわけです。今でも釣れないことはないでしょうが、情報がほとんど発信されていないところを見ると、残念ながら環境の変化、あるいは個体自体が少なくなっているのかもしれないのでは?とちょっと寂しい気分です。

 もう20年以上も昔のことです。ある冬型が強まった12月中旬頃のこと。北西の風が強くてもここなら大丈夫!と、住金裏に出かけました。夜明けの明るくなりかけの頃に、駐車場である西脇漁港に着きましたが、風の強さが尋常じゃない。それでも波はないはず、と荷物を持って護岸の沖向きまで歩きました。すると・・・・

 なんと、高い護岸を超えて、波の飛沫が飛んできているではありませんか。風向きを確かめると、北西から西寄りに変わったようで、さすがの住金裏もこの状態じゃ竿は出せない・・・・とあきらめて車に戻りました。

 さて、ここで思案です。年末のこの時期は、ここより南ではカレイの期待は薄いし、かと言って、泉南まで戻っても、この風じゃおそらく竿は出せないでしょう。そこで、こんなときのとっておきの場所、加太に向かうことにしました。もちろんあの、大ガレイで有名な大波止は竿出しは無理でしょうが、手前の長波止ならなんとかなる、そう思いました。そして、波止の駐車場に着いて、釣り場を見てみると・・・・

 同じことを考えられたのか、投げ釣りマンが3~4人、竿を出されていました。これではおそらく竿を出すスペースはないでしょう。先端付近は空いていましたが、対岸の赤灯台の波止が邪魔になって、先端では投げ釣りはできないのです。困った・・・・竿を出す場所がない・・・・・呆然と波止の方を見ながら考えていました。

 そのとき、目に止まりました。その、目の前の赤灯台の波止。この波止には釣り人はいません。仕方ない、赤灯台に回るか・・・・そう思って赤灯台の波止で竿を出すことにしました。

 赤灯台の波止。大波止が出来る前は、アジ釣りで有名な波止でした。和歌山ではマアジの大型をトツカアジと呼びますが、そのトツカアジが1本釣りで釣れるということで、有名な波止でした。ところが、大波止ができて、すっかりその名前は廃れてしまって、釣り人は少なくなったようです。さらに、この波止は、普段は漁船や友が島の観光船の発着などで、とても投げられる状態ではありません。なので、投げ釣りマンが入ることは稀だったと思います。

 ところが、その日は外海は大荒れ。風は確かに強いですが、この荒れだと漁船や観光船が発着することはないはずです。しかも誰もいない。もはや、今日はこの赤灯台の波止に入るしか方法はないと思いました。

 港内にある赤灯台の波止とはいえ、先端付近は飛沫が上がっています。それほど、この日は大荒れでした。こんな日に釣りに来るなんて物好きと思いましたが、元はと言えば、風に強い住金裏で竿を出す予定でしたので、これも仕方ないことです。私は赤灯台から30mほど戻ったところから、波止にほぼ平行に、延長方向に竿を2本出しました。この時点で8時過ぎ頃だったでしょうか。風は相変わらず暴風で、しかも向かい風。とてもアタリが見れるとは思えません。寒くて手はかじかむし、鼻水や涙で顔はくしゃくしゃになるし、少しやってダメだったら、あきらめて帰ろう。そう思っていました。

 そのとき!! 竿がガリガリガリ・・・と引きづられていく?! 一瞬風のせいかと思いましたが、風上に向かって竿が動くなんてあり得ません。私はわけがわからずに、とりあえず巻くことにしました。え?根ガカリ?? 一瞬竿をあおっても動く様子がありませんでした。それで、思い切って竿をあおり直して巻くと、だんだん寄ってくる気配です。そして、巻き上げ途中に締め込み!! そして、浮いてきたのは紛れもないカレイでした。36~7センチあったでしょうか? 私はぎこちなくカレイをずり上げて、見事にマコガレイを仕留めたのでした。そして、直後に立て続けに2匹目! これは32センチほど。これは、私のお決まりのアタリ見逃し(^^;

 あまりの寒さに、納竿は午前9時頃だったでしょうか。竿を出したのは、ほんの1時間ほど。その間にマコガレイを何と2枚もゲットできて、私はルンルン気分で帰宅しました。

 本命ポイントをあきらめ、サブポイントもあきらめ、挙句に、普段ならおそらく竿を出しそうにないどん詰まりの赤灯台波止で何と好釣果。乗っ込みのカレイはどこで釣れるかわからない、を地でいく釣行となったのです。

 以後、これに味をしめて、何度か赤灯台の波止に行きましたが、とにかく漁船の往来が激しく、とても竿が出せる状態ではありませんでした。あの日は外海が大荒れのおかげで竿が出せ、大荒れのおかげでカレイが港内に入っていたのだろう、と思っています。長い釣り人生の中でも際立つ、思い出に残るカレイ釣りでした。

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コメント

加太港赤灯波止、中学生の頃にパン代を貯めて友達とちょくちょく行きました(^^;)
今ではすっかり港内に追いやられてますが、大波止ができる前は30センチまでのカレイ、アイナメがそこそこ釣れ、楽しませてもらいました。
往年の名ポイント、まだまだ死んではいないようですね(^_^)v

>イカプロさん
こんにちは。
でも、上の話は、もう20年以上の前の話ですよ。
今はどうなっているのか、近況がわかりません。
そういえば、大波止の方も大ガレイの話はとんと聞かなく
なりましたね。加太周辺、今はどうなっているのでしょうか。

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