息子の定期健診
今日は2ヶ月に1度の、息子の定期健診の日。いつもは妻が連れて行くのだが、今日は春休み中ということで、私が連れて行くことに。行き先は、大阪市立大学医学部付属病院。
受付を済ませて採血。子どもにしてはめずらしく、注射を全く怖がらない。物心がついた頃にはすでに注射慣れしていたので無理もないが、心配する私をよそ目に、注射をしたらポケモンカードがもらえるから、と屈託がない。自分から右手を差し出して、ここ!と指をさして、針を刺す位置を看護士さんに指示するほど。
そして、1時間ほど待って、いよいよ受診。息子の手術のときにお世話になった医師がまたおられて、今もお世話になっているのだが、私がお会いするのは数年ぶり。私が冗談で、「息子は○○先生のような医師になりたいと言っています。」と言ったら、「そうか、それじゃ早く来てくれ、現場は医師が不足しているんだ。」などと、冗談とも本気ともつかない返事をされて、息子と二人で笑っていた。
息子は現在、まだ免疫抑制剤を1日に1回服用しなければならないが、その量が、体重の増加とともに相対的に減少している。もう少し成長したら、その免疫抑制剤ともいよいよお別れのときがやってくるとのこと。息子よ、それまでの辛抱だ、頑張って薬を飲もう。
生体肝移植をした子どもの中には、もう大丈夫だろうと素人判断をして、免疫抑制剤を服用させずに放置していて、3ヶ月後に拒絶反応が出て再入院をした例もあるそうだ。私の息子の場合は、類まれな、術後の経過がすこぶる順調な子どもだそうだが、それでもあなどれない。先生の言う通り、もう少し辛抱して、免疫抑制剤と友達でいよう。
結局昼過ぎまでかかり、病院を出た後は、うどん屋さんで昼食を食べて帰宅。
外来の待合室で座っていると、紹介状を書いてもらって受診に来たときのことを鮮明に思い出してしまった。診察室での医師との会話がひとつひとつ思い出される。考えてみると、もう8年も前のことになる。今は元気に走り回っている息子を見ていると、これが幸せなのだな、とつくづく実感できるのであった。
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