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ロッドの硬さと相対評価

 かつて、柔らかめのロッドがほしくてS社のNEWスピン405DX-Tを購入したことがある。ところが、私が考える「柔らかい」にはほど遠く、全身がバネのような1本の棒のようにしか感じなくて、早々にヤフオクで処分してしまった。おそらく、下級グレードのBX-T程度の硬さはあったように思う。

 昨日ショップで、33号(BX)クラスのロッドを色々と振ってみて、同じ号数なのに硬さにこんなにも差があるものなのか、昨日複雑な心境になったのは、廉価なロッドが柔らかくて高価のロッドが硬いのはおかしいと言っているわけではなくて、同じ号数で硬さに差があるのはおかしいということである。例えば、飲ませ釣りに使うために柔らかめのロッドがほしいとき、必ずしも高価なロッドを選ぶ必要はなく、廉価なロッドの軟調子の号数が意外にフィットするといった経験をお持ちの方は結構多いのではないだろうか。私のように、うっかりNEWスピンのDX-Tなどを選択すると、意外な硬さにとまどうことにもなりかねないのである。

 あるグレードの号数表示は、そのグレードのロッドの中での相対評価としての号数であって、他のグレードの号数と同等に比較するには無理があるように思う。なので、グレードを越えて硬さを比較できる数値があれば、ロッドを選択する際に参考になるのではないかと思うのである。今私が仮に硬さを比較できる数値を「硬度指数」と名づけることにすると・・

 硬度指数1は、さしずめスピンのXXXあたりか。サンダウナーあたりの40号クラスもこれにあたると思うが、メーカーを越えての硬度比較はやはり無理があるかもしれないので、今はS社にこだわって書いてみると、例えば以下のようになる。これはあくまでも例なので、決して本当の硬さを表しているとは思わないでほしい。(第一に、スピンのXXXなんて、私は振ったことがないもので・・・・(^^;  )

 硬度指数2はスピンXX.、硬度指数3はスピンAX、硬度指数4はスピンBXだが、振り出しのAXーTは同じく4。硬度指数5はスピンCX、振り出しBX-T、プロサーフBX、などというような感じ。

 こうやって硬度指数を設定していくと、例えばスピンのDX-Tは硬度8だが、プロサーフの同じ号数は9、サーフリーダーは10、EVは11、FVは12と、同じオモリ負荷でも硬さが違うことがひと目でわかる。ロッドを購入する際に参考になると思うのだが。

 カタログを見ると、グラフで硬さと調子が表されている場合があって、それをみると相対評価が一目瞭然なのだが、購入の際にグラフを見て購入することはほとんどなく、ロッドのケースにこの数字が大きく表示されていれば、いちいちロッドを振ってみなくてもある程度の目安にはなると思う。

 そういう相対評価を自分自身の中にすでに作り上げている部分があって、所有するTⅡは30号425だが、次に購入したいスカイサーフ33号425は、TⅡの30号と硬度指数が1も違わないのではないかと思った。場合によってはTⅡと並べても違和感がなく、それでもって少しハードな釣り場でも使えるロッド。そういった意味で私は今、スカイサーフの33号425を選択しようとしている。もう少し下のグレードを選ぼうとしたとき、さる方から、「あの竿はベランベランだから、思いにそぐわないのでは?」というアドバイスをいただいた。おおいに参考になって、私の気持ちが固まってきた次第。硬度指数がわかっていれば、その「下のグレード」の竿を候補に挙げることもなかったわけで・・・・

 こういった相対評価の数字「硬度指数」が表示されるようになれば、例えば、ヒラメの飲ませ釣りには、硬度指数10~14の竿が向いている、などとアドバイスができるようになるのである。

 今日の話、私の考え、ご理解いただけました? 

 う~ん、やっぱり実現は無理かな・・・(^^;

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コメント

 連続で書き込みさせて頂きます。

 仰る事は良く判ります。ただ、竿の硬さと言う事については数値化は大変難しいと思います。
 基本的にはカーボン素材のグレードで硬さ、値段が変わっているようにも思いますし、竿を曲げて見た時の調子も有ります。
目安になるかも知れませんが、数値だけでは解らないものもある筈です。 つまり、投げる為の数値、釣る為の数値は「釣り人個人の数値」でしか計れないということです。ふぐたろうさんも書かれている通りだと思います。

 釣竿はお魚を釣る為の物です。ふぐたろうさんが思われている釣り方も有れば、他の人の思われている釣り方、所有できる竿(予算的な事も含む)の制限などなど。本当に竿選びは難しいし、それを選びに選んで買って、思惑通りなら「最高!」思惑が外れたら「ああっ、しもうた!」になりますね。

 因みに、ふぐたろうさんが思われている竿が「ダイワ」さんですから、青サーフの下のグレードと言えば「〇ンドサーフ」になりますが、あの竿はどう考えても同じ系列では有りません。
 発売当初から思ったのは、「赤サーフから掛け離れ、昔からのダイワ振出竿の調子が好きな方には向いている」竿でした。発想がまったく違う竿です。
 (今発売されている竿で考えれば、シマノの方は、同じ発想の竿造りになっていると思います。*サーフリーダーシリーズまでで考えての話です。)

 話は戻って、釣る為の竿となるとこれがなかなか一筋縄ではいかなくなります。
 ①エサを投げ込んで
 ②対象魚に食わせて
 ③掛けてから取り込む
 ①投げ込むのは、使うエサや投擲距離などで考えなければいけません。これは使い手の技術が大いに関係するように思います。②の食い込ませる為の竿は、基本的には柔らかい方が良い訳でしょう。(個人としては一概に柔らかい方が良いとは思っていません。竿がどのように曲がるかが一番問題です。)しかし③取り込むには有る程度硬い方があしらい易い訳です。多分、この時に「グレードの高い竿の方があしらい易い」「魚が早く浮いて弱りやすい」と思います。

 竿選びは、釣果に結び付いた時に「喜び」。駄目な場合は「ショック」です。これがどんな竿であってもです。最下級グレードの竿が「最高」。最高級グレードが「最悪」と。
 ですから、単に相対的な硬さは、あくまでも「目安」であって、一つの指標でしかないと思います。
 (それに、各メーカーさんがどういったフィールドテスターを抱え、どんな思惑が有るかにも拠ります。メーカーさんが出す「指数」的なものは如何にでもなります。嘘もあります)
 
 いずれにしても、色々と考えるのが面白く、楽しい。「これも魚釣りの楽しみの一つ」そう思います。
 
 蛇足:『スピン-T』と『プロサーフ‐T』とを比べると、どちらが好きか?と聞かれれば、私の場合『プロサーフ‐T』と答えます。
『スピン並継ぎ』と『振り出し』、同じグレードと長さで言えば、どちらが硬いか?
 私の感想は『振り出し』でした。(何れも試投会で振った感想です)

 サーフサイドの事は失礼しました。余計な事でした。

>お恥ずかしい話でさん
ご丁寧なコメントで恐縮です。独自にブログを立ち上げられてもよろしいかと(^^)

>相対的な硬さは、あくまでも「目安」であっ  て、一つの指標でしかないと思います。

竿選びの際にそのような「目安」があるのは良いことだとは思いませんか? 竿選びの際の「ひとつの指標」になるのですよ。後は振ってみて自分で選べばよいわけで・・・

 ふぐたろうさま、こちらこそ恐縮する次第です。

 確かに仰る事はその通りです。ただ、「このメーカーで選びたい」と言う場合なら「一つの指針」で良いかも知れません。しかし、各メーカー内の指標を総合的に考えるとなると、独立的な「公平な機関」が必要な気がします。

 ちょとひねた考え方で申し訳ないのですが、メーカーサイドの人間が考える指標(フィールドテスターさんの考えも含む)は、どうしても「嘘」が出て来易いように思います。
 雑誌やトーナメントに出ている有名人にはどうしても特定のメーカーさんに偏る(テスター就任や、無償提供などで正確に物を言い辛い)傾向に有ります。

 この辺は、ふぐたろうさんもお判りと思います。

 「一つの指針」は有っても良いと思います。実際に振ってみる事が出来れば納得は出来るでしょうから。

 ただ、そう言った機会に恵まれていない一般の方々が「悪い言い方をすれば、騙される」様な指針は要らない。こう思っています。
 近年、余りにもおかしな事がありますから。
 失礼な事を書き、大変申し訳有りません。お許しください。 

オモリ負荷は破断強度でしょ。硬さは強度関係ない剛性でしょ。

船釣りもやってる人なら、カーボン、グラス、無垢、パイプ、誰でも分かってること。

カーボンパイプで軽くて反発強いなら、飛ぶかも知れないが、破断強度は弱い。だから軽いオモリ負荷。

グラス無垢なら、重くて反発弱いし、飛ばないが、破断強度はものすごく強い。
オモリ負荷は重めに設定出来る。

何を選ぶかでしょ。何も分かってない人だなぁーととても感じました。

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