ラインの結び
釣りをする以上、ライン同士やラインとサルカン、ラインとハリなど、様々な場面で「結び」が必要なわけで。
まずは、道糸とテーパーライン(力糸)の結び。これには大きく2通りの結び方がある。ひとつは電車結び、もうひとつはアメリカ結び(ブラッドノット)。私は主にブラッドノットで結んでいるが、PEとナイロンテーパーラインの場合は電車結びで結ぶこともある。ブラッドノットの場合、私は道糸を7回、力糸を5回巻いて結んでいる。これで強度は十分だ。書物には、ラインの号数が極端に違う場合は不向き、などと書いてあるが、私は4号の道糸と10号の力糸でもこの結び方にしている。締め込みのすべりが悪いこともあるが、特に問題はない。
次に、力糸とサルカン。この部分は最も負荷が掛かる場所だと思っているので、クリンチノットが基本。(結びについては、詳しく説明できないので、結びを扱ったサイトを探してみてほしい。)ただ、PE通しでサルカンを結ぶ場合は、根ガカリを防ぐ目的で強度を保つために、ダブルクリンチノットで結ぶ場合もある。
ハリスとハリは外掛け本結び。細いハリスだと内掛け本結びでも良いが、太いハリスを結ぶ場合は内掛けだとすっぽ抜ける可能性がある。また、私の場合はチモトにパイプを通して接着する場合が多いので、結びこぶを小さくするために、結ぶ際の巻き数は4回と比較的少ない。ただ、太ハリスでパイプを通さない場合は、6~8回巻くようにしている。
かつて、大阪湾の波止釣り名人にNさんという方がおられて、チヌ釣りやハネ釣りの、特に夜釣りの記事を釣り雑誌によく書かれていた。そのNさんがおっしゃるには、夜釣りの場合はできるだけライトを照らさない工夫をしなければならない、そのために、ラインやハリの結びは、暗闇で手探りでもできるようにすることが望ましい、とのことだったように思う。その言葉がなんとなく脳裏から離れず、私もできるだけ手探りでできるようにする心がけをしている。夜釣りの場合、私は海面をライトで照らすことが嫌いで、その他の場合もできるだけライトは照らさないようにしているくらい。なので、Nさんの説明にはとても納得がいったのだ。釣り場でライン結びに手間取っているようじゃ、まだまだ半人前と思う。かくいう私も、手がかじかんでいたり、老眼が入っているために、夜釣りでの結びがライトを照らしてもままならないことが多くなった。これでは大切な時合いを逃してしまうかもしれない。
私自身もまだまだ修行が足りないな、釣行のたびにそう思っている。
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