« コトヒキ | トップページ | 釣り合宿 »

コトヒキの味

 今日は食部門のお話(^^;

 まず初めはヘダイについて・・・・

 ヘダイは群れが回遊してくると、立て続けに釣れるお魚らしい。先日の釣行では、日が西の地平線に沈んだ頃からヘダイが回ってきたとみえて、夜中過ぎまであまり連発とまではいかないまでも、ポツリポツリとどの方向に投げても釣れてきた。ヘダイの合計は結局二人で17匹。二人とも1匹ずつ、最長寸のものだけをキープしたのだが、私は過去に30センチのヘダイしか釣ったことがなく、そのときにどのようにして食べたのかよく覚えていないので、今回のこのヘダイは、持ち帰った後の食部門で結構楽しみなお魚であった。初日に釣り上げたものだったので、結局クーラーボックスに寝かせて1昼夜置いたものを自宅で食べたわけだが、身はコリコリと締まっているわけではないものの、甘みに似た独特の旨みがある、噂どおりのおいしいお魚であった。こんなことなら、釣り上げた6匹とも持ち帰るべきだったかも、と少し後悔している。

 さて、本題のコトヒキ。10数年前に爆釣したときは、数の多さで食べるのに嫌気がさした記憶がある。おまけに、その身は極端に硬く、皮も分厚くて、塩焼きなどをしようものなら、皮は反り返ってどうしようもないし、身はカチカチに焼きあがって、おせじにもあまりおいしいお魚とは思わなかった。じゃあ刺身にすれば?と思って厚めに切って食べると、確かに身はコリコリとしているが、身に味はないし、硬いときてるので、これもおいしかった記憶がない。コトヒキは別名「鍛冶屋殺し」と呼ばれているらしく(本家のイサキもそう呼ばれるようだが。ちなみに、イサキはスズキ目イサキ科、コトヒキはスズキ目シマイサギ科。)頭を落とす際の中骨の硬いこと。本当に包丁の刃がこぼれるのではと思ったくらい。

 こんな、マイナスイメージばかりのコトヒキだが、これを10数年来釣りたくてしようがなかったというのも、食部門優先型の私らしくない気持ち。だが、号数UP作戦敢行中の私には避けては通れない道。食部門を捨ててでも、このコトヒキを釣りたかったのが本音である。

 帰宅して、まな板の上に寝かせたコトヒキを見つめて、私は考えていた。この美しい魚体のコトヒキをどうやっておいしく食べようか。とりあえず、下ごしらえしてから決めることに。ハラワタが異常に臭くて10数年前の良くない思い出が頭をかすめたが、どうにか3枚に下ろすことはうまくいった。身は白身で上品な感じ。だが、やはり身は悪い意味で締まっていそう。私は、過去の記憶を払拭するべく、とりあえずは生で食べてみることに。刺身は上のヘダイがあるわけだから、同じ白身のコトヒキも同じように刺身にしたのでは面白くない。それに、どうしてもヘダイと比較してしまいそう。それで、考えたあげくにカルパッチョにしてみることに。身をできるだけ薄造りにして皿にならべ、様々な野菜を上に乗せてオリーブ油や酢をメインに作ったドレッシングをかけて食べてみた。

 「あれ?おいしいね、このお魚。まずいかもって言ってたのに。」

 これが妻の第一声。へ?と思って私も一切れ口に放り込んでみた。お! おおお~!うまい!! 身のコリコリ感がドレッシングとうまく一致して、絶妙なカルパッチョになっているではないか。こんなことなら、10数年前にカルパッチョにしていれば、何年間もおいしくないお魚とのレッテルを私の頭の中に貼らずに済んだのに。

 で、残った身は、私のお得意ムニエルに。皮が硬いから皮をしっかり焼くようにと妻にアドバイス。皮に切れ目を入れておけばよかったのだが、妻は焼きながら、

 「皮が反り返って、うまく焼けない~。」

 とぼやいている。やはり皮は硬そう。それでも苦労して焼き上げに成功。タルタルソースをからめて一切れ口に。お! 皮はまるで、焼きたてのビスケットのように、パリパリとおいしいではないか。身も結構いける。上のカルパッチョとこのムニエルで、ビールがすすんだのは言うまでもない。

 そんなわけで、コトヒキの汚名は無事晴らせることができた。私にはそう釣り上げる機会が多いとは思えないが、次にコトヒキが釣れたときには、自信を持って料理してやろうと思った。

 え?料理の写真?? この文面に加えて写真なんてUPすると、PCの上にヨダレを垂らしながら読んでおられる方のほっぺたまでキーボードの上に落ちるといけないので、写真は控えることにした。な~んて、本当はただの撮影し忘れ・・・・(^^;

Cimg1975

にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ もしよろしければ、バナーをクリックしてください。

北斗サーフキャスティングクラブ公式サイト http://homepage3.nifty.com/hokutosurf087/

« コトヒキ | トップページ | 釣り合宿 »

食部門」カテゴリの記事

コメント

ふぐたろうさん、まいど~。
遠征お疲れさまでした。ヘダイってタイ系の魚の中では、まあまあ泳ぐ力が強いから釣り味も良いし、味も良いですよね~。私も初めて食べた時にはビックリしました。最も私の場合は20㎝台のものしか釣ったことがなく(笑)、塩焼きで食したものですが。

>inachangさん
こんばんはです。ヘダイの身は甘くてほっこりとしていますので、確かに塩焼きはお合っていると思います。ちなみに、カマの部分と、腹骨すきとった部分を塩焼きにし
て食べましたが、脂の乗りも最高においしかったですよ。

カルパッチョ食べたいです。

>ピッコロ名奏者さん
釣りネタにもかかわらず、からんでくれてありがとう(笑)ディズニー、Dあたりまで合奏したよ(^^)

ビーチで網でコトヒキつかまえました^^
魚肉ソーセージを持って海に入りました
恥ずかしかったけど塩焼きで美味しかったです^^

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/508444/46302846

この記事へのトラックバック一覧です: コトヒキの味:

« コトヒキ | トップページ | 釣り合宿 »

カテゴリー

  • とんでもhappenな釣り
    釣りに行って遭遇した、様々なハプニングを書いています。
  • アーカイブ釣行記
    過去の釣行記事を復刻しました。
  • タックル・アイテム
    記事数が多くなったので、タックルやアイテムについての書き込みも整理してみることにしました。これはただ今作業中ですので、順次増やしていく予定です。
  • プチ釣行記
    個人での釣行記録です。遠征釣行も含みます。
  • 一応学校の先生です
    時折飛び出す、授業ネタ、吹奏楽ネタをまとめました。おはずかしいですが、これでも一応学校の先生、ってことで(^^)
  • 事故の記録
    今となっては大切な、事故と入院生活の記録文。事故4周年を迎えて、新たにカテゴリーを設定しました。
  • 保存版
    私にとっては、とても大切な記録文だと思っています。お読みいただければうれしいです。
  • 家族のこと
    鼻の下を長くして、家族のことを書き綴っています(^^;
  • 活け魚陸送
    おいしい刺身を食べるには、生きたまま持ち帰るのが一番!! というわけで、様々な魚種を生きたまま持ち帰る、というテーマで書いています。
  • 西大阪サーフ月例会
    私が所属する、西大阪サーフの月例会を報告します。必ずしも私が参加出来るとは限りませんので、報告がない月もあるかもしれません。ご了承ください。
  • 食部門
    釣り部門よりも優先している、魚を食す部門です。さて、どんな料理が飛び出すか?!
2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
フォト
無料ブログはココログ