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ハリスとハリの号数

 サーフに入会する以前は、投げ釣りと言えば冬場のカレイ狙いしか行かなかった。釣行先は主に和歌山市近辺。深日港から新和歌浦までのカレイポイントによく行ったものだ。そんな投げ釣りなものだから、今にして思えば仕掛けは随分とか細いものだった。その頃のメインの私の仕掛けは、ハリス3号にカレイバリ13号。今のクラブに入会したおかげで、狙い物と釣行先のバリエーションが格段に増え、それにつれてハリスとハリの号数は大きくなっていった。カレイ狙いでは、ハリはカレイバリ14号かビッグサーフの13号。いずれもカレイバリ13号よりは大きい。そして、ハリスは5号。それでなくても太仕掛けになったのに、現在などは、ハリスは6号が標準になりつつある。投げ釣りにおいてはハリスの号数はあまり関係ないと言われるし、ハリが大きくなったとしても大物狙いに小バリは禁物との思いから、ハリはできるだけ使っていて安心感のあるものを使っている。もしハリの号数を落としても、キスやベラ、小さなカワハギが乗ってくるくらい。おかずを釣る目的ならいざしらず、ランクを求めて釣行する限りは、カワハギやキューセン、そして浜のキス釣りなどを除いて、小バリは不要と考えている。とりあえずは仕掛け入れにはそれなりの小さなハリの仕掛けも入れてはいるが・・・  小バリについては、サーフに入会した直後だったと思うが痛い経験をしたことがある。

 串本の尾の浦波止に夜釣りに出かけたときのこと、太仕掛けで臨んだ夜釣りでは、キスの25センチクラスが1匹と全く振るわず朝を迎えた。夜が明けて急にエサ取りが増えだしたので、おそらくカワハギやチャリコの仕業だろうと思い、1本だけハリの号数を落とした。丸セイゴ16号から、投げ専用キスの10号にチェンジ。自分的にはその竿に小物でも釣れておかず確保をする算段だった。ところが、よりによってその竿に大アタリ。一段高い護岸に立てかけておいた竿が、波止延長方向にガリガリと引きずられ、寸でのところで竿尻を捕まえた。無意識にベールを起こすと、糸はシュルルーとものすごい勢いで出て行く。糸が出ているときに同行者が玉網を持って構えてくれようとしたのだが、私は制止した。仕掛けのことが頭にあって、おそらく取れないと思ったからだ。ハリの号数を同行者に伝えると同行者は思わず苦笑い。糸は勢いを緩めることなく出て行き、巻いた糸がもうあと少しのところまできたので、仕方なしに思い切って合わせた。いや、格好良く言うとそうなるが、ベールを戻した瞬間に向こう合わせで竿先を持っていかれかけたので、必死に竿を立てたという方が正しい。魚の重みを感じた瞬間、ゴンゴンというすごい魚の引き。引きを感じたのはおそらく3秒くらいだったろうか、ほとんど一瞬にしてフッと感触がなくなった。ハリス切れ(3号)かと思い巻き上げてみると、なんとハリが縫い針のように一直線になっている。ハリスは切れなかったのだ。

 このときは偶然にもハリスは切れなかったが、それだけにハリの号数を落としたことが悔やまれてならなかった。上の私の体験の中で、ひとつ私は考え違いをしていた。それは、3本の竿の中で1本だけハリの号数を落としたら、大物は残り2本の竿に来るものと無意識に思い込んでいたのだ。だが、魚は仕掛けを選ぶわけはなく、目の前にあったエサがたまたま投げ専用キスのハリ先についた1センチほどのマムシだったのだ。小魚は大バリには来ずに小バリには釣れるが、大物は仕掛けを選んでくれないことをこのとき思い知った。

 よく3本の竿を出したとき、同じ虫エサの仕掛けで大物用と小物用に分けて仕掛けを組む方がおられるが、魚は仕掛けを選ばないことをわかっていれば、これがいかに無意味なことかわかると思う。狙い物が頭の中で決まっていれば、小物にはわき目も振らずにその魚をゲットするための仕掛けを選ぶ。エサ取りがあるからといって、このエサ取りを釣ろうなどということはゆめゆめ考えない。これが大物を釣り上げるための重要なポイントと私は思っている。

 サーフに入会以来、ハリとハリスの号数はどんどん大きくなっている。一体私は何を釣るんやろうね。

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コメント

 何年か前に、青森県大間町でマグロの一本釣り漁師の物語をテレビで見ていた時(よくやっていますが)あの巨大魚を釣るのに、「なんて小さな針を使うのか」と驚きました。刺し餌に出来るだけ違和感がないようにするためだと思いましたが、それ以来、針の号数を落としています。時代とともに、糸も針も強度が上がっていると思うので・・・・ほどほどに(笑)

大物を釣り上げたときにその口を見ると、やはり小さいハリを使うことをためらってしまいます。これは一種のトラウマなのでしょうか。

ご無沙汰しております。
先日、コブダイ狙いに行ってきました。
その時の仕掛けは、ハリス20号にチヌ針12号と、とても大きな仕掛けで望みました。
結果は、待望のコブダイ73センチ5,5キロを仕留める事に成功しました。
僕も仕掛けわりとデカイのを好んで使っております。

コブダイは狙ったことがないのでわかりませんが、70センチオーバーとなるとさぞ強烈な引きなのでしょうね。チヌバリというとか細いハリを想像しますが、私は未だかつて12号というサイズのチヌバリを見たことがありません。
いっそ、イシダイバリでも良いと思うのですが・・・・

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