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テトロドトキシン VS 青酸カリ

 妻が私に言った。

「この薬、飲んどいて。」

そういって、妻は一粒の錠剤と水が入ったグラスを手渡した。いつもの胃腸薬と思って、私はポイッと口にその錠剤を放り込むと、グラスの水で一気に飲み込んだ。そして、妻に尋ねた。

「今の錠剤は、胃腸薬やんなあ。」

すると妻は言った。

「ううん、青酸カリやで。」

そう言って妻はにっこりと微笑んだ。

そうか、ついに私は青酸カリを飲んで死ぬことになるのか。そう思うが早いか、喉元が急激に熱くなっていった。

「ううっ、これが、これが青酸カリの威力か。」

徐々に喉元の熱さが増し、呼吸もできにくくなってきた。

「ううっ、息ができない・・・喉が熱い~・・・・・。」

 私は喉の熱さを感じて、はっと目を覚ました。ベッドの中だった。だが、本当に喉元が熱く感じて、夢であったことを理解するのに時間がかかった。時刻は午前2時。額は心なしか汗ばんでおり、呼吸も荒かった。

「おおー、夢でよかった。」

 そう思って私は再び眠りにつくべく、目を閉じた。しかし、目を閉じてもさきほどの夢が再現されて、なかなか寝付くことができなかった。喉元の熱さ、呼吸の苦しさ、それらがやたらとリアルな夢だった。

実はその夜、例のショウサイフグ料理を食べたのだった。「フグ」であることをかなり意識して食べたせいか、フグ毒のテトロドトキシンが青酸カリという名に変わって夢に登場したようだ。やはり、テトロドトキシンに対抗できるのは青酸カリだけということか。

朝になって、その夢の話を妻にしたら、なんともいえない笑いを浮かべていた。

その後、なんだか怖くて妻の顔をまともに見れなかった。釣りに行ってばかりいないで、たまには家族サービスもしないといかんなあ。正夢にならないうちに・・・・朝食を食べながら、私はつくづくそう思った。

 ちなみに、妻の職業は薬剤師。妻曰く、テトロドトキシンは青酸カリより強力で、しかも、中毒で死ぬ直前まで意識がはっきりしているそうだ。そうか。もしかして夢の中で飲んだのが、青酸カリでよかったのかな・・・・なぜかそう思う自分が滑稽だった。

 随分とおどろおどろしい題名ですみませんでした。

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奥さん(笑)

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