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とんでもhappenな釣り その5~誕生日編

 先日は息子の誕生日がらみのことを書いたが、今度は私の誕生日がらみのことを・・・

 サーフに入って20年、その間様々な魚を釣ってきたが、未だかつて、誕生日に大物を釣ったという記憶がない。いつかは申請日を誕生日の日付で大物を提出したいと思っていたが、昨年の誕生日にそのチャンスがやってきた。私の誕生日は10月5日。昨年のその日は平日であったが、昨年はその日が学校の「秋休み」にあたり、休暇をとることが可能になったのだ。まずはそのあたりの事情を簡単に書いておくと、私の学校が所属する自治体では、2年前から3学期制をやめて前後期制を導入している。それで、前期と後期の間にあたる10月の前半に3日の平日と土日をからめて5連休の秋休みを導入したのだ。誤解のないように書いておくが、その3日間の平日を休みにするかわりに、夏休みを3日間前倒しで8月28日に終了させているので、授業日数はしっかりとキープできているというわけ。一昨年はその平日休みが10月5日にかからなかったのでチャンスはなかったが、昨年の10月の秋休みは5日がぴったりと当てはまったのだ。それで、この日の釣行は、行き先はともかく年度当初に年間行事予定が決定したときから決めていた。

 その誕生日。行き先は熊野方面地磯、対象魚は大好きなカワハギ、キューセン狙いに決定。釣り場近辺には車を留める場所が狭いこともあって、妻の愛車「ライフ」で行くことにした。前日夜の9時に出発。途中熊野市五郷町にある「H釣具店」でマムシを2000円購入し、いつもの仮眠場所「熊野パーキング」に到着したのが午前1時頃。そこでとりあえず仮眠。朝5時に起きてトイレで洗顔し、車を走らせて釣り場に向かった。

 さて、目的の地磯には6時頃着。驚いたことに先客が数人いて一瞬不安になったが、どうもメタルジグで青物狙いらしく、日が昇ると同時に1人を残して移動して行かれた。一人は残られたが特に支障はないので、その方に声をかけその横で2本の竿を用意して釣り開始。この場所はカワハギメインで時折キューセンが来るといったポイントなので、私はとりあえずカワハギが釣れることを思って釣り始めたのだが、どうもこの日は違っていた。

 数投後に釣れたのは24㎝のキューセン。良い引きだったので水面に姿を見せたときは一瞬ランクを思わせたが残念。口ガカリだったので即放流。キューセンは釣り荒れをすぐに起こすので、ランク外はできるだけ放流することにしているのだ。そして数投後にまたキューセン。25㎝。んー、おしい! さあそれからが大変。次々にキューセンが来るもののいずれもランク外で放流の繰り返し。5匹目だったろうか。一際大きなアタリでようやく26㎝オーバーが来た。よっしゃ、写真、写真! あれ?カメラがない!! 携帯で撮ってもよいがピンボケ率が高い携帯なのでそれは危険。仕方なく縮まないようにタオルで丁寧に包み、クーラーボックスへ。そして入れてから忘れていたことに気づいた。「お! そういえば今日は誕生日やん!!」  やった! 初めてのバースデーランクだ!! 私はうれしくなって少々浮かれ気味であったが、まだまだ釣り時間はあるので頑張って投げ返す。横ではメタルジグの釣り人が粘っているが、釣果はない模様。色々な話をしながら釣りを続けるが、よくもまあ粘り強く金属片を投げ返せるものだと感心していたその時!!

 竿尻を浮かせるような大アタリが来た! 思い切りアワセるとズシッとした手応えが感じられる。これは大物かー、と期待に胸を膨らませながら巻いていると、あれ? 糸が左に走っている。え?何が来たん? と思いながら巻いていると「すみませ~ん、僕が引っ掛けました~。」と隣のメタジグボーイ。私の竿は大きく左にしなっている。おかしい。確かに魚の引きのような感触だったのに、アタリと思ったのはオマツリのせいか・・・ 私はがっくりきて、メタジグボーイがオマツリをはずしてくれるのを待っていた。すると・・・

 「こんな魚がついてますよー。 放流しましょかー?」と尋ねてきた。よくみるとメタジグボーイが魚をぶらさげている。そしてさらによくよく見てみると、なんとそれはでかいキューセンではないか!! メタジグボーイにとってはただの外道扱いの魚種だが私はそういうわけにはいかぬ。私は興奮している自分を抑えるように「いや、こっちで処理しますから。」と作り笑いを浮かべてそのキューセンをハリスでぶら下げたまま受け取った。重い! そしてどう見ても私のキューセン自己記録級。それでも私は「しょーもないもん釣れたなあ。」という風情で自分の釣り座に戻った。やっぱりあのアタリはこいつのものだった。そう確信しながら振り返ると、メタジグボーイは何事もなかったようにキャストしている。今だ! キューセンの長さを測ろう!! 別に隠し事をしているわけではないが、メタジグボーイにとっては何の値打ちもない魚種だろうに、大喜びして計測している自分を見られることにすごくはずかしさがあった。クーラーボックスに貼ってあるメジャーに乗せて見ると、なんと30センチジャスト。えらいことだ。新記録のCランクではないか。しかも、ボヤボヤしていたら縮んでCランクは水の泡。それで私はできるだけ縮まないように濡れタオルで丁寧に巻き、氷から遠い位置に入れて、道具を片付けてそそくさと釣り場を後にした。道中の大台越え169号線の長く感じたこと。それでも、こんなときこそ安全運転、と自分を言い聞かせ、右足首に言い聞かせて(つまりアクセル側の足)家に向かった。

 30.3センチ。滅多に釣れないキューセンの、しかもCランクが無事10月5日の日付で申請と相成った。自己記録更新。今年も待ってろよー、キューセン。 

 

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