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ホームページとの出会い その3

 単調な日々だった。毎朝8時ぐらいに起きて、息子と一緒にテレビを観ながら朝食を食べる。息子が観ている「おかあさんといっしょ」は、キャラクターやコーナーの歌にいたるまで、全て覚えてしまった。それぐらいしか1日の日課はない。あとは、ギブスをはめていても立ち座りがしやすいように用意したキャンプ用の折りたたみ椅子に座って、1日を過ごすのみだった。ただ、少し前からやっていたインターネットをチェックすることは毎日していた。そんな中でふと目に付いたのが、以前に偶然検索でたどり着いて、何気なしにブックマークしておいた某投げ釣り関係のHPであった。HPには大概リンク集が用意されているから、これと思ったらすぐにブックマークに追加できる。暇にまかせてブックマークに登録しまくっていった。そこからネットの世界が広がるのにはそう時間がかからなかった。はじめは閲覧のみしかしていなかったが、そのうちに掲示板に書き込みをすることを覚え、デジタルな想像の世界だと思っていたHPが、掲示板の書き込みに管理人その他の方が返事の書き込みをしていただけることで、急に身近に感じだした。メールを送るとご丁寧なお返事を返してくださり、単調な日々が急に潤いに満ちた日々になった。朝のメール、掲示板のチェック、返信の書き込み、これが毎日を過ごす上でとても楽しみな日課になっていた。はじめはためらったが、怪我のことを書き込むと、たくさんの励ましのメールや書き込みをくださった。急に仲間が増えたような、くすぐったいうれしい気持ちだった。

 1ヶ月後の3月下旬、ようやくギブスがはずれ、リハビリに通い始めたのだが・・・。

予想はしていたが、リハビリどころか膝の関節が完全に曲がらなくなってしまっていた。膝がカチカチに固まったような状態になっていたのだ。患部が関節だけに、やはり治療は慎重にならざるをえない。それで、医師と相談して入院の上再度の手術を敢行、例の脊髄麻酔を再び打たれて膝を強制的に曲げる手術をした。3月下旬にギブスが外れれば、順調にいけば4月から職場復帰かと思われたが、この手術のために医師からそれを止められてしまった。ギブスの代わりにいわゆる装具なるものをつけて外見上は身軽になったが、まだ体重等はかけられないとのことで、当面は松葉杖のお世話にならざるをえなくなった。またまた診断書。職場の管理職(校長)と相談の上、復帰は6月からということになった。

 新年度のスタート時点で職場にいられないのは大変不安で辛いものである。それでまた落ち込みそうになったが、同僚やクラブのメンバーからたくさんの励ましをいただいた。そしてネットにアクセスすると、それ以上に多くの、目に見えない仲間がいるから心強かった。

 4月に入ってすぐ、意外にも早く松葉杖を離すことができるようになり、体重をかけてゆっくりではあるが歩けるようになった。それで、医師から無理さえしなければ、の条件付で釣りを許可していただいた。それをクラブの有光氏に話すと、それじゃ、クラブの月例会に出てみれば? 俺が付き合ってやるから、と言ってくれた。4月の月例会は協会の春季大会との併用である。前回の釣りは1月の大阪協会初釣り大会(月例会)であったから約3ヶ月ぶりの釣り。それでも予想よりも意外に早く釣りに、しかもクラブの公式行事に参加できることになった。申し込んだ会場は手軽にということで和歌山会場。魚はどうでもいい、とりあえず怪我の影響なく竿を振れるところで、潮風の香りをかげればそれでいい、そう思って涙が出そうだった。でも、じゃあどこへ行けばいいのか。有光氏も怪我人を介抱して安全に釣れるところがどこか、思い浮かばないらしい。それで、会場の和歌山付近の情報に詳しい、ホームページ「bee style」でおなじみのbeeさんにアドバイスをいただいた。beeさんは事情を理解してくださっていたので、そのことを考慮して数ヶ所のポイントをアドバイスしてくださった。例えば紀ノ川尻。普通に考えれば安全でファミリーでも安心な釣り場だが、残念ながら自分には無理だった。今の足の状態ではあの護岸沿いの土手を降りられないのだ。そういったレベルでの釣り場探しだから、beeさんも頭を悩まされたと思うが、テトラポットがなく足場に障害物が少なく高低差がない、そして駐車場から近いということで、御坊市の北塩屋漁港をすすめてくださった。まあ、その釣りの結果は良くはなかったが、確かに足場がよく、竿を振りやすい良い釣り場だった。春の時期にキチヌの良型が釣れるとのことで、タイムリーな場所でもあった。そういった釣り場を知ったのも、事故後初めて釣りに行けたのもHPで知り合ったbeeさんのおかげだ。

 さあ、そろそろ書いていったらキリがないぞ、というところまできた。私はとりあえず5月に入ると装具付きながら普通に歩ける程度には回復し、6月1日付で職場にめでたく復帰。その間にいろいろなアドバイスをいただいた方々をあげていくと本当にキリがない。でも、やはりこのブログという場ながら、怪我の際に心の支えになっていただいた方を少しでも紹介せずにはいられない。その紹介を最後に、この「ホームページとの出会い」を終わろうと思う。ダラダラと長文申し訳ありませんでした。

 前述の 「bee stylebee投げ釣り愛好家さん。住金裏のカレイネタではお世話になりました。また、春季大会のポイントアドバイスはありがたかったです。住金裏は今どうなっているのでしょうか。

「投げ釣りスパイラル」のTsuchyさん。例の渡波釣行に連れて行ってくださった方。当時は、「かれいに投げ釣り」というホームページの名前でした。OLMを初体験させていただき、それ以外にも何度か釣行をご一緒させていただきました。渡波の釣行はきっと一生忘れることはないでしょう。またどこかに釣行しましょう。

「投げ釣り北近畿」の佐織さん。釣行をご一緒させていただいたことは、残念ながらまだ 一度もありません。でも、佐織さんはご記憶にないかもしれませんが、ロッドメイクとキスの数釣り仕掛け作りの際には参考になるアドバイスをくださいました。こんなことを書いて、佐織さんは戸惑われるかな?「まきまき」をマスターしたのは、怪我療養中のことでした。邪魔なギブスに苦労しながら、そしてHPを参考にしながら一生懸命巻いていたことを思い出します。一度、「投げ北」のOLMには参加させていただきたいなと思っています。

 上記の皆様以外にも、たくさんのアドバイスをいただきました。怪我がなければ、たくさんの仲間の方と出会うことはなかったかもしれないし、HPを開設することにもなっていなかったはずです。これが本当の「怪我の功名」とでも言うのでしょうか。この場をお借りして心よりお礼申し上げます。

 なお、時系列の記憶が曖昧で、前後関係がはっきりしない部分があることを、どうぞご了承ください。

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